「四大帝王を直撃! 偏愛ワイン録」葉山 考太郎

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四大帝王を直撃! 偏愛ワイン録

【私の評価】★★★★☆(83点)


■正月気分でワインの本を
 3冊ほど読みふけっていました。


 やはり面白いのは、
 この一冊。


 ワイン界の有名人4人の
 インタビューです。


 100点ポイントのロバート・パーカー。
 ワイン評論家のヒュー・ジョンソン。
 有機農法のニコラ・ジョリイ。
 イタリアの優良醸造家アンジェロ・ガイヤ。
 この人たち、わかりますかね?


■やはりワイン界においての革命は、
 パーカーの100点評価であったことが
 よくわかります。


 それまで抽象的に評価されてきたワインが、
 100点満点で評価されるようになったのです。


 それまで光の当たっていなかった
 優良ワインの価格が高騰。


 それまでのブランドワインは、
 ウカウカできなくなったのです。


・ワイン雑誌『ザ・ワイン・アドヴォケイト』・・・
 パーカーみずからワインを試飲し、
 100点法で超辛口の評価をした(p20)


■著者のワイン談義もおもしろい。


 著者はボストンでの5年駐在で、
 ワインを1000本も
 買い込んでいます。


 ムートンの1983年が一本40ドルなら
 ケースで買いますよね。


 私は、ニューヨーク駐在で、
 ワイン40本でした。


 ワイン気狂いですが、
 気持ちはわかります。


 葉山さん、
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・ワインの香りは難解だけれど、
 法律関係の文書はもっと難解だろう?・・・
 ワインでも、同じようにシンプルにしたかった
 (ロバート・パーカー)(p48)


・化粧は、ワインにとって樽香のようなものだ。
 本物の美人は、ほとんど化粧を必要としない
 (ニコライ・ジョリイ)(p82)


・化学肥料が人工の食物なので、ワインが病的になるし、
 除草剤は土地の生命を殺す。世界のぶどう畑の98%は、
 薬品に侵されているんだよ
 (ニコライ・ジョリイ)(p83)


・だから、いまのイタリアのワイン法は、
 百年たっても何も改善されず、何も変わらないと思うよ。
 イタリアにはいろいろな法律があるけれど、
 だれも守ろうとしないし、なんとか裏をかこうとする

 それにより個性が爆発し、新しいものが生まれるんだ
 (アンジェロ・ガイヤ)(p118)


・ワインにはブショネの危険性があるコルクではなく、
 スクリューキャップを使うべきだ・・・
 ワインは、ワインそのもののよさが評価されるべきであり、
 その状態が評価されるべきではない
 (ヒュー・ジョンソン)(p63)


・世の中には二種類の人がいる。
 「何でも知っているけれど、何も理解していない人」と、
 「何も知らないが、何でも理解している人」だ。
 (ニコライ・ジョリイ)(p89)


四大帝王を直撃! 偏愛ワイン録
葉山 考太郎
講談社
売り上げランキング: 306,580

【私の評価】★★★★☆(83点)



■著者紹介・・・葉山 考太郎 (ハヤマ コウタロウ)

 1954年生まれ。エンジニアリング系の本業のかたわら、
 シャンパンとブルゴーニュを愛するワインライター。
 雑誌などにワインについて連載。


■目次

一夜漬け「世界のワイン勢力図」
1 帝王インタビュー
 ロバート・パーカー、世界を変えたワインの帝王
 ヒュー・ジョンソン=ワイン+旅行+ガーデニン
 ニコラ・ジョリイ、才気あふれる過激な教祖様
 アンジェロ・ガイヤ、ピエモンテの「燃える闘魂」
2 ワイン漫筆
 今夜もワインパーティー大盛会
 アメリカのワインショップ怪事情
 中国、インドの困った人々
 ワインスノッブのB級グルメ道 他


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