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「世界で一番気になる地図帳」青春出版社

2012/04/11公開 更新
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世界で一番気になる地図帳


【私の評価】★★★★☆(84点)


■「トリビアの泉」という番組がありますが、
 人間とは「へーっ」と思うことが好きらしい。


 この本は、地理のトリビアを集めた一冊です。
 では、質問しましょう。


・サウジアラビアの国旗の文字はなんて書いてある?・・・「アラー以外には神は存在しない。ムハンマド(マホメット)は、神の預言者である」(p62)


■そして、世界各国を一周したら、
 日本に戻ってきます。
 では、質問しましょう。


・芦ノ湖の底に"杉林"があるのはなぜ?・・・・1600年前の古墳時代と、1000~1100年前の平安時代初期に、箱根周辺は大地震に見舞われている。そのとき、山の斜面に立っていた杉林が、立ったまま土砂とともに湖にすべり落ちたと見られている(p207)


■たった500円で、
 テレビ番組を見ているような気分で
 楽しめる一冊でした。


 本当は、学校の地理というものは、
 こうして楽しみながら知識を増やして
 いくものなのかもしれません。


 地理の楽しさを気付かせてくれる
 一冊ということで★4つとしました。


 良い本を
 ありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・南極を覆っている雪氷を「氷床」と呼ぶが、その厚さは平均で2450メートルにもなる・・・氷が溶ければ、海水位が60~80メートルも上昇する(p23)


・ガラパゴス諸島・・正式名称を「コロン諸島」・・
 ビクトリア湖・・「湖」を意味する「ニャンザ」が正式名・・
 イースター島も・・これは英語での名前。本国チリではスペイン語で「パスクア島」と呼ばれ、こちらが正式名(p99)


・スリランカの首都は?1985年から、首都は「スリジャヤワルダナプラコッテ」(p73)


・富山県と長野県の境にさる北アルプスの「野口五郎岳」。・・富山・岐阜県境の「黒部五郎岳」・・レコード会社のディレクターが山好きで、「野口五郎と黒部五郎のどっちがいい?」と尋ね、本人が「野口五郎」を選んだという。(p233)


▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★☆(84点)


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