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「旅行者の朝食」米原 万里

2012/01/19公開 更新
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旅行者の朝食 (文春文庫)


【私の評価】★★★☆☆(74点)


■「旅行者の朝食」って何?


 「旅行者の朝食」とは、
 ソ連時代に売っていたマズい缶詰のこと。


 時々、小咄に利用されるようです。


・『パンがなくては働けない。ウォトカがなくては踊れない』(ロシアの諺・・(p32)


■この本はタイトルから、
 旅行記かな~と思ったら、
 「食」についてのエッセー。


 米原さんはロシア語通訳だけあって、
 ヨーロッパ、ロシアの話が多く
 個人的には楽しめました。


 通訳だから、
 ジョークもわかるように
 説明しなくてはならないのでしょう。


・「料理上手は掃除下手、掃除上手は料理下手」という古今東西を貫く法則がある(p209)


■そういえば、ロシアで仕事をしていたときの
 ロシア語通訳はジョークと小咄のネタを
 たくさん持っていたな、と
 昔を思い出しました。
 

 次の日のことを考えなければ、
 ウォトカを飲んで、
 踊るのも楽しいものです。


 米原さん、
 よい本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「飲んでも死ぬ、飲まなくても死ぬ、どうせいつかは死ぬ運命ならば、飲まないのはもったいない」(ロシアの諺・・(p23)


・『飲んで踊るのは他人のため、食べて寝るのは自分のため』(ロシアの諺・・(p32)


・ジョークと小咄は、ロシア人の必須教養。平均的なロシア人ならば少なくとも五百ほど・・小咄の蓄えがなくては一人前扱いされない(p35)


・「愛は、胃袋経由」というロシアの諺(p214)


・日本で米騒動が起こるように、パンが食べられなくなると、暴動や革命が起きる・・・帝政ロシアもまたパンを軽視して地獄に落ちたのだ(p156)


・アングロサクソンほど攻撃的で覇権を求めて止まない人種はいまい。その力の謎は、ひょっとして、あの料理のまずさにあるのではないか・・・イギリスやアメリカの料理が美味しくなったら、世界はもう少し平和になるかもしれない(p217)


旅行者の朝食 (文春文庫)
米原 万里
文藝春秋
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【私の評価】★★★☆☆(74点)



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