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「マネジャー13の大罪―ビジネスの致命傷を避ける法」W.スティーヴン ブラウン

2011/10/29公開 更新
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マネジャー13の大罪―ビジネスの致命傷を避ける法 (BEST OF BUSINESS)

【私の評価】★★★☆☆(75点)


■有能な管理職(マネジャー)とは、
 どのような人なのでしょうか。


 この本では、
 管理職は「結果」がすべて、
 ということです。


 部下の活動を通じて、
 成果を出さなくてはなりません。


・管理者がどれだけ長時間、どれだけ熱心に働くかは
 問題ではない。管理者各人がどれだけ成果をあげるか、
 つまり部下にどれだけのものを達成させるか、
 ということが問題なのである。(p33)


■部下に仕事をしてもらうためには、
 正しい方向性を示さなくてはならない。


 部下を育てなくてはならない。
 部下を褒める。
 部下を叱る。


 すべては
 「結果」で評価されるのです。


・「やれる人はやるし、やれない人は教える」(p185)


■米国でも、大勢の前で叱るのは
 タブーというのは意外でした。


 米国の場合は、
 叱るまでもなく、
 クビにするのかもしれませんね。


 ブラウンさん、
 良い本をありがとうございました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・わたしの経験からすると、彼らは大抵、
 こっちが予想するとおりのことをやってくれるものだ。
 りっぱにやってくれるだろうと思っていると、
 そうしてくれる。逆に、まずいのではないかと
 思っていると、案の定そうなってしまう(p44)


・中間の段階を用意する必要がある。・・・
 課長補佐クラスの管理職のポストを創設してもよい・・・
 当人に新しいポストへの資質がないことがわかる。
 もしそうなら、その人はいちばん向いているところへ
 そっと帰してやることだ。(p91)


・人の前で個人を批判することは、
 管理職にとって自滅的であるばかりでなく、
 いかにも残酷である(p98)


・会社のいちばん大事な顧客に対してやらないことは、
 従業員にも決してしてはならない(p141)


・成功している管理者の特徴を見てみると例外なく、
 そういう管理者は、決して
 部下のたるみを許さないことがわかる(p201)


・具体的に叱る・・・
 「君は時間をむだにしている」と言わず、
 「報告が一日遅れたよ」と言えばよい。(p207)


・操作をせずに効果的に管理する秘訣があるとすれば、
 それは部下を知ることだ。・・・(p239)


【私の評価】★★★☆☆(75点)


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