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「未来記憶」池田貴将

2011/09/21公開 更新
本のソムリエ
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未来記憶


【私の評価】★★★★☆(80点)


要約と感想レビュー

 「未来記憶」とは、未来のイメージです。「未来記憶」がいっぱいだと、カブトムシを取りに行くときの、ワクワクした気持ちになりやすくなります。そういえば、宝地図を作ったり、未来小説を書くという手法がありますが、同じことなのでしょう。


・未来記憶というのは、・・・その行動をしたらこの先の未来にどんなことが起きるのか、どんな自分になれるのかという、その行動の先にある未来のイメージ(p14)


 そうした未来のイメージができると、人間は不思議と行動できるのです。これが潜在意識の力というものなのでしょうか。良いイメージを持ったら、あなたはそのイメージを実現するために旅立つことができるのです。


・すべての人間の人生に共通するストーリー展開・・・
 ステージ1「天命」 使命が降りてくる
 ステージ2「旅立ち」 不慣れな旅に出る
 ステージ3「境界線」 スキル成長で問題解決力がつく
 ステージ4「師匠(メンター)」 ・・・(p155)


 後半は、目標設定、問題解決と旅の方法についての具体論に入っていきます。


 やはり、ワクワクと妄想できるような目標があると人生楽しいですよね。うまくいかなくても、1年でも2年でも続けることができるのですから、まず、失敗はないのです。そういった目標と出会えるのか、どうか、目標設定が大事だよなと思いながら本書を閉じました。池田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・目標を立てる理由は、目指す未来を実現するために、今どう行動したらいいのかを明確にするため(p66)


・「月300万円稼ぐ」という目標を立てたら、それは「月300万円を自然と稼ぐことのできる自分に成長する」ということなのです(p77)


・計画とは本来、そのとおりにいかずにズレてしまうもの。むしろ、計画を立てる本当の目的とは、「現実とのズレを作るため」なのです(p126)


・この世の中には、「面倒くさい」ものなど1つもありません。あるのは「面倒くさい」という感情を生み出してしまう「意味づけ」だけ(p30)


・「年商3000億円の会社を作る」という大きな目標があるのなら、まず「300億円稼げるチームを10個作る」「チームがそれぞれ30億円売り上げる商品を10個作る」というように、大きな目標をバラバラにして「小さな目標」を作っていく(p137)


・簡単に夢がかなう秘訣とは、何か。・・・これまでにできたこと、よかった点を認めて、自分が「できたこと」に気づきます・・・そのあとに改善点に目を向けることです(p146)


・実際には、どんな結果を手に入れたかではなく、どんなふうに生きてきたかが人生の質を決めるのではないでしょうか。(p176)


▼引用は下記の書籍からです。
未来記憶
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池田貴将
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★☆(80点)



目次

はじめに 目標達成に、苦しい努力はいらない
第1章 「未来記憶」で「やるべきこと」は簡単にできる
第2章 2倍速く達成できる目標の立て方
第3章 「感情」を味方につければ「継続」ができる
第4章 世界一簡単に夢がかなう計画の立て方
第5章 人生の困難に打ち勝つ「ヒーローズ・ジャーニー」の法則
おわりに 未来記憶を増やすと、人生は充実する


著者経歴

 池田貴将(いけだ たかまさ)・・・株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。リーダーシップ・行動心理学の研究者。早稲田大学卒。在学中に渡米し、世界No.1コーチと呼ばれるアンソニー・ロビンズ本人から直接指導を受け、そのノウハウを日本のビジネスシーンで活用しやすいものにアレンジ。感情と行動を生み出す心理学と、人間力を高める東洋哲学を統合した独自のメソッドが注目を浴び、そのセミナーはコンサルタントやビジネス作家などのプロも受講することで広く知られている


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