「その他大勢から抜け出す成功法則―「何か必ずやる人」11の考える習慣術」ジョン・マクスウェル
2011/08/28公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
成功法則を紹介
マクスウェルという人は、自分が学んだ成功法則を講演会や本で紹介している人です。それは、自分自身が成功法則によって変わることができたから、それを多くの人に知ってもらいたいのでしょう。
例えば、ジェームズ・アレンから学んだことは、「人はことを丸く収めようとすれば小さくまとまり、支配欲が大きければ大物になる」だという。つまり、「人は心に思い描いているとおりの人間になる」のです。また、ジグ・ジグラーの著書の一節「人が何かをやろうとしているのを手助けしてやれば、今度はあなたが何かをやろうとしたときに手を貸してくれる」を読んで、人生が変わったという。
・目新しいテーマの本を読む・・・ときには視野を広げるために、新しいテーマの本を読むように努力している(p129)
良い原因が良い結果を生じさせる
このように紹介されている成功法則は、ほとんどが引用です。世の中には成功した人が大勢おり、その成功の種を手にすることができれば、あとは自分で蒔くだけなのです。そして、収穫物(結果)が気に入らないなら、蒔く種(考え方)を変えるのです。
若干の個人差はありますが、良い原因が良い結果を生じるのは、物理法則と同じくらい当たり前のことなのです。あとは、自分がやれるのかやれないのかなのでしょう。引用が多い印象でしたが、実はそれで十分なのかもしれません。だれしも、最初は簡単な教科書で学ぶものですから。マクスウェルさん、良い本をありがとうございました。
無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信) 3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。 |
この本で私が共感した名言
・ほとんどの人は言われたことしかしません・・・上司に質問の答えを出すだけではなく、たぶん上司が思いつきもしなかったアイデアや意見や見通しを三つ、四つ披露してやるのです(ジャック・ウェルチ)(p34)
・私は、毎日数分間、その日のことを振り返ることにしている。反省のポイントは三つある。
・今日は何を学んだか
・何を分かち合うべきか
・何をしなければならないか(p180)
・毎年家族で旅行に出かけたものだ。家に帰ってくると、子供たちは私が二つの質問をすることを知っていた。「一番好きだったのは何?」と「何がためになった?」だ(p181)
・われわれは経験に秘められた知恵をすべて学びとるように注意しなければならない。(マーク・トゥエイン)(p186)
三笠書房
売り上げランキング: 159664
【私の評価】★★★☆☆(77点)
目次
1 「考える習慣」を変えると、人生はここまで変わる
2 成功者の"秘密マニュアル"11の「考える習慣」
著者経歴
ジョン・マックスウェル(John C. Maxwell)・・・1947年生まれ。リーダーシップ論の権威。1985年、企業や組織のリーダー育成、ビジネスマンの能力開発を手がける「インジョイ・グループ」を創設する。講演会、セミナーを各地で開催している。
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
コメントする