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「勝つ人の考え方 負ける人の考え方」林野 宏

2011/07/07公開 更新
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勝つ人の考え方 負ける人の考え方


【私の評価】★★★☆☆(79点)


要約と感想レビュー

■クレディ・セゾン社長の 
 林野さんの一冊。
 

 本人も認めるように
 勝負好き。
 特に麻雀はプロ級のようです。


 生粋の勝負好きで、
 アイデア豊富ときますから、
 社長まで上り詰めた理由がわかります。


・私自身、おもしろい遊びに遭遇すると「本一冊書けるくらい詳しくなる」ことを目標にとことんのめり込みます。とくに麻雀は年季が違います。(p61)


■昔からアイデアマンであったようで、
 「二時間でプランを作れ」
 と部下を指導しているとのこと。


 日頃から考えていなければ、
 プランは書けないでしょう。


 こうしたプランニングの力は、
 堤清二氏に鍛えられたことで、
 大きく成長したようです。


・私は昔、社長である堤清二さんに「いつか勝ってやる!」という気概を持って、いろいろなアイデアを出していました(p191)


■上場企業の社長にしては、
 ロングスパンで考える
 大きいビジョンを持った社長さんだと
 感じました。


 日本のクレジット業界は、 
 突出した会社がないようですので、
 クレディ・セゾンは伸びていくのでしょうか?


 林野さん、
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・夢への情熱がたゆまぬ努力を促し、頭を鍛えることによってビジネスの能力もどんどん向上する。(p38)


・「時間」 歴史的視点を持つ(p83)


・新撰組の剣士たちは、使命感に満ちた意気軒昂な、実に頼もしい青年たちだったと思います。しかし、新しい銃や大砲、戦法がどんどん導入されている時代なのに、剣一本で二百五十年余り続いた江戸幕府の安泰を守ろうとした。だから負けたのです。(p97)


・五十年~百年先を視野に入れて、五年~十年後を構想し、ロングスパンで勝負するのが鉄則です(p100)


・「構想」 タイミングと費用対効果を考える(p92)


・ほんの小さな変化でけっこう。毎日違う音楽を流すとか、プライスカードに一工夫加えるとか、何でもいいから売り場の雰囲気を変えなさい。(p122)


・「こうしたい」と命令するだけでなく同時に「これについて、みんなはどう思う?」といろんな話に耳を傾けることも忘れない(p134)


・今は社員に対しても「プランは二時間で作れ」と指導しています(p173)


勝つ人の考え方 負ける人の考え方
林野 宏
かんき出版
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【私の評価】★★★☆☆(79点)



著者経歴

 林野宏(りんの ひろし)・・・1965年、西武百貨店入社。人事部、企画室、営業企画室、マーケティング部長兼営業開発部長を経て、同百貨店宇都宮次長。1982年、西武クレジット(現・クレディセゾン)に、クレジット本部営業企画部長として転籍し、平成2000年よりクレディセゾン社長。2019年 クレディセゾン代表取締役会長CEO。


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