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【書評】「希望をはこぶ人」アンディ・アンドルーズ

2011/05/16公開 更新
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希望をはこぶ人


【私の評価】★★★★★(94点)


要約と感想レビュー


不思議な老人の話

ジョーンズという不思議な老人が登場します。ジョーンズは、町の困った人のところに現れて、話をしながら、困った人を導いてくれるのです。


ホームレスには、人に好かれる秘訣を、離婚しそうな人には、人間はそれぞれ違うことを、経営者には、成功の秘訣を、やさしい会話のなかから導いてくれるのです。


他人のいいなりになれと言っているんじゃないよ。しかし、影響力のある人になりたいとか、人々の共感を得たいと思うなら、一緒にいて楽しい人にならないといけない。(p26)

この話は実話です

実は、この話は実話です。著者はホームレスのときにある老人と出会い、人生が変わっていきました。


著者は老人から「成し遂げたいことは何でも成し遂げることができる。お金や時間が足りないんじゃない。足りないのはアイデアだけ」と教えてもらったのです。


その老人から教えてもらったことを、この本で再現しているわけです。


全部で二百冊以上の伝記を読んで、僕は人生を前向きに切り開き始めた。もしその成功法則を実践したら、僕の人生はどうなるだろう?僕が理解するかどうかに関係なく、その成功法則はつねに働いている。(p30)

伝記を読み成功法則を知る

著者は老人との出会いで人生が変わりました。そして、老人からいろいろな伝記を紹介され、何百冊と読み、成功の法則を知りました。


その後、コメディアンとして成功し、そしてこの本を書いているわけです。真実は小説より奇なり。


アンドルーズさん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・君は今、いるべきところにいるってことさ・・・考え、学び、祈り、計画し、を見るんだ。もうすぐそのを実現することになるのだからね(p17)


・カレブにお手本を示して導くのは父親だ。カレブは父親をよく見て、していることをすべて真似る。カレブは父親のようになる・・・ああ、それは・・・とても怖いことですね(p185)


・くり返すが、君が深く思い悩んでしまうのは、それだけ頭がいいからだ・・・頭の悪い連中は心配なんかしやしない。何も恐れてないんだからね・・・不安とか恐怖というのは、想像力を間違った方向に使ってしまってる証拠だよ。(p83)


・許しは相手次第であり、君に与えられるものだ。それに対して信頼と尊敬は君次第であり、君が勝ち取るものだ。君にはそれができる。(p183)


・愛情表現の『方言』は四つある・・・ひとつ目が承認の言葉で、ふたつ目は親切な行為・・・三つ目の『方言』は、肉体的接触だ・・・第四の『方言』は、相手と質の高い時間を共有することだね(p65)


▼引用は、この本からです。
希望をはこぶ人
アンディ・アンドルーズ
ダイヤモンド社
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【私の評価】★★★★★(94点)


目次


第1章 絶望と希望
第2章 離婚の危機
第3章 愛情の表現
第4章 不安と感謝
第5章 恋愛と結婚
第6章 老いと使命
第7章 傲慢と改心
第8章 懺悔と許し
第9章 若者の未来
第10章 希望という名の贈り物



著者経歴


アンディ・アンドルーズ(Andy Andrews)・・・アメリカの作家。1959年、アラバマ州生まれ。高校卒業後、両親を相次いで失ってホームレス生活を送っていたが、1人の老人との出会いをきっかけに自暴自棄な態度を改め、人生を前向きに切り開く。当初、コメディアンとして人気を博したのち、作家に転身。講演者としても評判を呼び、全米の企業や団体から依頼が殺到する。ニューヨーク・タイムズ紙で「アメリカで最も影響力のある人物の1人」と賞讃される。ベストセラー作家としてテレビにもひんぱんに出演している。現在、アラバマ州オレンジビーチで妻子と暮らす


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