「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣コミュニケーション編」美月 あきこ
2011/02/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
ファーストクラスに乗る人には、特徴があるといいます。それは、人の「自己重要感」を満足させてくれるということです。水を出してくれてありがとう。良く気がつくね。さすが、○○さん。こうした言葉で、人を幸せな気持ちにしてくれるのです。
そして、なぜファーストクラスに乗る人は、CA(キャビンアテンダント)を名前で呼ぶのでしょうか。それは、名前を呼ぶことでその人を個人として見ていると相手に伝えることができるからです。ファーストクラスに乗る人は「名前」で呼ぶ効果を知っているのです。
・シンプルなのに最強のフレーズ・・・「○○さん、すごいなあ」「さすが○○さん」「お見事」「よくやった」「たいしたものだ」(p43)
世間では、「これが悪い」「あれが悪い」と文句ばかり言っている人をよく見かけますが、ファーストクラスでは、「ありがとう」「すばらしいね」といった感謝と賞賛の言葉が飛び交っているのですね。
つまり、人の悪いところを見るのではなく、人の良いところを見つけてあげる人になると良いのでしょう。美月さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・彼らは、周囲の人たちが欲している「切実な願望」を見つけ出し、それを叶えることに長けているのです。切実な願望とは、「自分を知ってほしい」「自分を好きになってほしい」「自分をすぐれた人間と認めてほしい」(p20)
・「ありがとう。顆粒の薬を飲みたかったので、常温の水で助かります」「お水ごときで呼びたてて、すまないねえ。ありがとう」といった感謝の言葉を述べられます。(p150)
・私は名刺交換すると、その日のうちに相手に直筆でお礼状を書きます。(p164)
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
1章 ファーストクラスに乗る人は、「人たらし」である
2章 ファーストクラスのコミュニケーションを、ビジネスに活かす
3章 ファーストクラスに乗る人は「傾聴力」の達人
4章 ファーストクラスに乗る人の感謝の表現
5章 コミュニケーションの手段は言葉だけじゃない
6章 ファーストクラスに乗る人のクレームのつけ方
7章 CAが実践しているコミュニケーション術
著者経歴
美月 あきこ(みずき あきこ)・・・国際線キャビンアテンダントを経験。現在は女性キャリアを支援するコンサルティング会社を経営。
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