「マネーを生みだす怪物 ―連邦準備制度という壮大な詐欺システム」エドワード・グリフィン

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マネーを生みだす怪物 ―連邦準備制度という壮大な詐欺システム

【私の評価】★★★☆☆(78点)


■お金(ドル)とは何か。
 銀行とは何か。
 紙幣発行(連邦準備制度)とは何か、
 ということを研究した一冊です。


 特に米国の連邦準備制度の特異性を、
 その生まれた背景と仕組みから
 解説してくれます。


■普通の国は中央銀行が紙幣を発行していますが、
 連邦準備制度では、国債を担保に連邦準備銀行が
 連邦準備券(ドル)を発行します。


 つまり、ドルは米国国債の証書なのです。


 国債には利子ついていますから、
 連邦準備銀行には国債の利子が利益として入ってきます。
 この利益の9割は国家に納付しなくてはなりませんが、
 残りは株主である民間銀行に配分されるのです。


■なんだかよく分からなくなってきましたが、
 紙幣の歴史を見ていると、不景気→紙幣の大量発行
 →インフレという運命にあるようです。


 アメリカと日本のどちらが
 早いのかということなのかもしれません。


 良い本をありがとうございました。


━━━━━━━━━━━


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・不換紙幣は政府が課税なしに、ただちに購買力を
 手に入れる手段だ。だがその購買力はどこから来るのか?・・・
 じつはその購買力は、わたしたちの購買力の低下を通じて
 「集められる」。(p206)


・IMFの融資は利益を生み出すチャンスのある
 民間企業には行かない。官僚制度と腐敗で行きづまっている
 国有企業、国営企業に提供される。(p126)


・誰かの作品を盗むと剽窃作家と言われる。
 だが、たくさんの作品をもとに仕事をする者は
 調査研究者と呼ばれる。(p11)


マネーを生みだす怪物 ―連邦準備制度という壮大な詐欺システム
エドワード・グリフィン
草思社
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おすすめ度の平均: 5.0
4 ★中央銀行の歴史と意義を考えさせてくれる一冊
5 FRBが実は政府機関ではなく民間銀行によるカルテルであることを本書で知って驚愕される読者も多いであろう。
5 優秀な金融論
5 【必読です】 マネーの本質・問題が手に取るように分かりました。
5 「不換紙幣発行」という一大詐欺を暴く

【私の評価】★★★☆☆(78点)



■著者紹介・・・エドワード・グリフィン

 出版・ビデオ制作会社社長。
 作家。


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