「幸せをみがく本―1日5分でスピリチュアル・パワーが高まる!」高津 理絵

【私の評価】★★★★☆（84点）

要約と感想レビュー

大富豪の斎藤一人さんが真似しているのか、高津さんが一人さんの真似しているのかわかりませんが、一人さんと同じような幸せのコツを教えてくれる一冊です。実際のカウンセリングの流れを教えてくれるので、なるほど、こうするんだと納得してしまいました。つまり、良い言葉を言うことで、その人のパワーを引き出すのです。良い言葉を発することで、周囲にも良い影響を与えるのです。

例えば、あなたが社長で従業員に対応するなら、一人ひとりに、『あなたがいてくれることに感謝します』と紙に書いて、それを給与明細といっしょに渡してみるといいのです。また、それまで感謝の気持ちを伝えていなかった両親と会う機会があるなら、両親に『ありがとう』とか、『お母さんの子だから、大丈夫だよ』といってあげるということです。

うまくいっていない人には、やはり原因があるのだと思います。感謝が足りない、相手が悪いと思っている、笑顔がない、そうした人をどう導くのかということです。他人を変えるのではなく、自分が変わる。自分から感謝を伝える。自分から笑顔になるのが大事なのです。

・嫌な人こそ魂を向上させてくれる・・・『打ち合わせ通りにやってくれてありがとう』って、感謝すべきだと思いますよ（ｐ98）

まず、相手の状況を把握して、相手が驚くほど見抜いています。そして、こうしてみるといいですよ、と優しく教えてあげるのです。なかなか難しいことですが、アドバイスが適切で感心しました。

　高津さん、良いアドバイスをありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・「先生、私が光り輝くと、どうなるんです？」みどりさんの質問に、私はこう答えました。「あなたが光になるとね、周りの闇はそれにつられてなくなります」（ｐ125）

・「人は人を変えられない」ということです。それに気づいて相手に、「あなたは、そのままでいいんだよ」といえたとき、人間の魂は一つ向上し、さらに幸せになります（ｐ132）

・私が『がんばる』という言葉を遣うときは、顔が晴れる『顔晴る』なんです（ｐ87）

【私の評価】★★★★☆（84点）

目次

第１章　いいことが起こる「幸せみがきの法則」
第２章　「家族仲」をよくする感謝の言葉
第３章　「仕事」の悩みを解消する天国言葉
第４章　「恋愛」は明るく、楽しくが基本
第５章　「病気」を遠ざけて治す幸せみがきの法則
第６章　「幸せの黄色い花」が咲く理由

著者経歴

高津 理絵（たかつ　りえ）・・・1974年、福島県生まれ。幼少時より不思議な体験をくり返す。2004年、累積納税額日本一として知られる斎藤一人氏の勧めにより、スピリチュアル・カウンセラーとしての活動を本格的にスタートする。「幸せになれる」と口コミで大評判となる。手相・人相鑑定、スピリチュアル・カウンセリングと講演活動を展開している

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