「理系思考 エンジニアだからできること」大滝 令嗣
2009/12/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■理系のあなたに、ちょっとした
アドバイスをくれる一冊です。
理系、文系に限らず、
上に行くためには、
組織を動かす力が必要になってきます。
組織を動かすというのは、
自分が示した方向性について
メンバーが納得してついてきてくれること。
・メンバーがリーダーに共感するのはよいが、彼らにとっての同僚と同じ感覚になってはいけない・・・リーダーが何かの方向性を示すときに、方向性そのものに対してメンバーが疑問をさしはさむことになりかねない(p148)
■そうした信頼を得られれば、
自然と上に行くことができるようになるはずです。
そのためのアドバイスが
若干ありましたので、
本の評価としては★2つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・MBA留学・・・なぜトップ10ならよいのだろうか。それは、圧倒的に人的ネットワークが大きいからである。このネットワークは、絶対に無視できない。(p111)
・実は、理系出身の経営者は、全体の30%しかいない・・・エンジニアの視野の狭さや経営観念の欠落が、企業による搾取を許してしまっているのだ。(p32)
▼引用は、この本からです。
理系思考 エンジニアだからできること
posted with Amazonアソシエイト at 09.12.30
大滝 令嗣
ランダムハウス講談社
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おすすめ度の平均:
転身の参考例に文理融合時代の一つの生き方
日本のエンジニアの将来は厳しい
若いエンジニアは読むべし!
理系に足を踏み入れてから将来の仕事を考える人にお奨め!
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
■著者経歴・・・大滝 令嗣(おおたき れいじ)
東芝、コンサル会社を経て、1988年
マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングで取締役。
1995年代表取締役社長、2000年代表取締役会長。
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