「「なりたい自分」になる心理学」國分 康孝

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「なりたい自分」になる心理学 (知的生きかた文庫)

【私の評価】★★★★★(94点)


■多くの本を読んできましたが、
 この本はもっと若いとき、できれば学生時代に
 読みたかったと思いました。


 これこそ、本当に使える心理学と
 いえるものでしょう。


あるがままの自分を受け入れて喜んで生きているというのが、最高にハッピーになる条件だと思う。(p21)


■人間関係で悩むのは、自分にも意志と欲望があり、
 相手も同じであることを知っているからだと思います。


 自分も立てたいし、相手にも配慮したい。
 真面目な人はそこで悩むのです。


 著者は、こうした人に対して
 人に好かれることにこしたことはないけれども、
 かならずしも人に好かれる必要はない
 と助言しています。
 自分を出していいのです。


・人に好かれないからといって自分はダメ人間というわけではない。人に好かれたらそれにこしたことはない」と考えればよい。(p46)


■このように、自分を出して生きることには、
 三つの利点があるといいます。


 一つは、自分の精神衛生によい。


 二つ目は、対立から関係が良くなる、こともある。


 そして三つ目は、相手に舐められなくなる、
 ということです。


・ここぞと思うときにいいたいことをいうのは、いう側の精神衛生のためにもなるが、いわれた側が畏敬の念をもってくれるという意味もある(p160)


■といっても、自分らしく生きるのには
 勇気と知識が必要となります。


 そのためには、こうした本に学び、人に学び、
 そして「自分の生きたいように生きるのだ」という
 決意が必要なのでしょう。


・「人間というものは波風をたてねばならないときには、波風をたてねばならない」という気力を持つことである(p169)


■こうした人生に関係する内容は、
 義務教育で教えていただきたいものだと思います。


 それまでは自分で買って読むしかありませんので、
 ぜひ買っていただきたい一冊です。(安いし・・・)


 國分さんの本は、言いたいこと一つに対して
 かならず体験談がついていてわかりやすい。お薦めです。
 本の評価としては、★5つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・人間関係がうまくいきさえすればいい人生が送れるかというと、そうではない。人生で一番大切なのは、自分の生きたいように生き、やりたいことをやる、ということである(p216)


・人の心の中までは読みとれない。・・・だから、悪意がなくて人を傷つけるのはやむえをえない。まず、そういうふうに覚悟を決めないことには自己は開けないだろう(p69)


・第一、失敗してもいいから自己を開いている方が、開かないよりは人生は楽しい。びくつかないだけ楽しいのである(p74)


・自己を開くときに、第二に、何を開くかというと、価値観を表現するのである(p77)


みずから役割を探さなければならない(p120)


・自分が尊敬する人は、考え方から箸の上げ下ろしまでまねしてみる(p149)


▼引用は、この本からです。

「なりたい自分」になる心理学 (知的生きかた文庫)
国分 康孝
三笠書房
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おすすめ度の平均: 5.0
5 「チェンジ!」できます!
5 読みやすい
5 すっごいヤル気になれます!!

【私の評価】★★★★★(94点)



■著者紹介・・・國分 康孝(こくぶ やすたか)

 1930年生まれ。哲学博士。
 フルブライト交換研究教授、東京理科大学教授、筑波大学教授を経て、
 現在、日本カウンセリング学会理事長、東京成徳大学教授。


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