「詐欺師のすべて」久保 博司
2009/03/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■世の中の詐欺業界を
説明してくれる一冊です。
詐欺も一つの商売ですので、
たぶん世の中からなくなることは
ないでしょう。
そうであれば、こうした本を読んで、
自己防衛するしかありません。
■身近なところでは、
主婦を狙った訪問販売や、景品で老人を集めて
集団で高い商品を買わせるというものがあります。
私も老人になったら、
きっと騙されるんだろうな・・・
と心配になりました。
・悪質商法のナンバーワンは訪問販売・・・主な商品としては補助用教材、新聞、布団類、電話機類、電気掃除機類など。(p287)
■やはり、詐欺に合わないためには、
詐欺師の手口を知ること。
そしてお金を出す場合には、
徹底的に調べることが
必要なのでしょう。
感動はありませんが、学校で教えるべき
内容だと思いました。
本の評価としては★3つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・詐欺師の極意・・・騙し取った金は隠しとおすか使い切れ一億円分を楽しむために一、二年ほど刑務所で"おつとめ"をする(p143)
・財テク詐欺・・・代表的な事件はオレンジ共済、KKC(経済革命倶楽部)、和牛商法などである(p198)
・詐欺師にとって役所の窓口を騙せる程度の健康保険証の偽造など簡単である。(p84)
・パクリ屋は都内だけで二千名(p178)
▼引用は、この本からです。
文芸春秋
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■著者経歴・・・久保 博司(くぼ ひろし)
1941年生まれ。ノンフィクション作家。
業界誌記者、翻訳者などを経てフリーに。
著書多数。
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