「「相手の本心」が怖いほど読める!」デヴィッド・リーバーマン
2009/02/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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■職場、営業の現場など
人とのコミュニケーションに悩む人は多いと思います。
こうした人間関係に悩んだ人たちの知恵を
集積したものが、この本、つまり「心理学」です。
■私たちは、いつも心理学を応用しています。
例えば、来週までの仕事を依頼するときは、
「今週末までできる?」と聞いて様子を見ます。
難しそうであれば、
「じゃあ、来週までよろしく」と依頼すると、
相手は受け入れやすく感じます。
■また、話を聞いているときも、
自然と相手を観察しているものです。
相手のそぶりや、目の動きで、
相手の気持ちの動きがわかります。
・嘘をついている人間は、
何としてでもアイ・コンタクトを避けようとする(p72)
■英語の翻訳ですので、
日本語で考えると?というところもありましたが、
ちょっとした一言で相手に与える印象が全く違うという
ことが伝わってきました。
もっと、一言を大切にしたい。
そう思わせてくれる一冊ですので、
★3つとしました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「セールス・勧誘お断り」という張り紙をしている人ほど、
売りやすい(勧誘しやすい)客はいないとよくいわれる。
こうした人たちは、自分がつい買ってしまうことを知っている(p54)
・空港で宗教団体の人たちが
なぜ花などのプレゼントをくれるのか、
不思議に思ったことはないだろうか(p33)
・嘘には三種類ある。
それは、ただの嘘と真っ赤な嘘、統計の三つだ。
(ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家・小説家))(p42)
▼引用は、この本からです。
三笠書房
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心を読む
ポジティブにもネガティブにも
場所は選ぶことだ。
嘘を捕縛せよ
■著者経歴・・・デヴィッド・リーバーマン
心理学者。プロの交渉家。
企業のコンサルタントなどを行う。
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■関連書評■
a. 「松下幸之助の実践心理術」赤塚 行雄
【私の評価】★★★★★
b. 「ヤクザ式ビジネスの「土壇場」で心理戦に負けない技術」向谷 匡史
【私の評価】★★★☆☆☆
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