「もう、不満は言わない」ウィル・ボウエン
2008/12/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
要約と感想レビュー
■「良い言葉を使う」ということは
よく言われますし、
みなさんもご承知だと思います。
では、それを習慣化するために
どうすればよいかといえば、
「ツイてる」
「自分は運がいい」
と言い続ける方法が一つ。
もう一つは、
悪い言葉を言わないようにする方法です。
この本では、後者の悪いコトバを
使わないようにするための手法を学びます。
■それは、ブレスレットをして、
不平・不満・悪口を口にしている自分に気づいたら
そのブレスレットを反対の手に移すだけです。
・自分が、不平不満や人の悪口やゴシップを口にしているのに気づいたら、ブレスレットをもう一方の腕にはめ換えて、再スタートする。(p11)
■たったこれだけのことで、
なにが変わるのでしょうか?
まず、自分が口にしていることに
注意を払うようになります。
常に、
「これは不満ではないのか?」
「これは悪口なのか?」
というチェックが入るわけです。
・1 自分が不平を口にしているのに気づかない段階
2 自分が不平を口にしているのに気づく段階
3 意識すれば不平を口にしないですむ段階
4 無意識に不平を口にしない段階(p38)
■実際にこのブレスレットをしてみると
最初は無口になる人が多いそうです!(笑)
いかに不平不満、人の悪口を言っていることが
多いのかということでしょう。
・すべてのことを不平を言わずにやりなさい。ピリピ人への手紙(新約聖書)(p164)
■ちょっとしたアイデアですが、
実際にやってみると効果があると思います。
読者のみなさんには不要の一冊かもしれませんが、
ちょっと気になる人はブレスレットを手にして
みてはどうでしょうか。
本としては★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・「心はそれ自身が一つの世界なのだ。地獄を天国にすることも、天国を地獄にすることもできる」『失楽園』ジョン・ミルトン(p140)
・「・・・一か月のうち一日だけ、不幸せになって不平不満を言う日をつくったんだ。それを十五日とした。・・・」「しかし、毎月十五日には、ずいぶん落ち込むだろう」「いや、その日がくるころには、何を愚痴ろうかと思っていたのか、忘れちゃうんだ」(p69)
・安定した人間になるためには、何かを変えようとするのではなく、ありのままの自分を受け入れることなんだと、ようやくわかったのです。安定とは、何かをそのまま受け入れて、それで満足するということです。(p108)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(74点)
著者経歴
ウィル・ボウエン・・・ミズーリ州のキリスト教会ユニティの主任牧師。牧師になる前は、ラジオ放送、セールスなどに従事。
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「もう不満はいわない」を読んで、
とうとう21日間、達成しました。
良い本を紹介してくださり、ありがとうございます。
本は、読むだけでなく、
良いことは続けて実践することが大切ですね。
いつもメルマガを楽しみにしているのは、
新しい生活習慣への刺激です。
ありがとうございます。
これからも 続けて、よい習慣を教えてください。