「なぜ、あの会社は儲かるのか?」山田 英夫、山根 節

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なぜ、あの会社は儲かるのか?
【私の評価】★★★☆☆(73点)


■財務の面から、会社の実体を解明し、
 説明してくれる一冊です。

 株式投資を研究している人でなければわからないような
 財務のトリビア本とでもいえるものでしょう。


  ・ユニクロは2000年前後に、フリースで
   大ブームを起こした。フリースは定価1900円だったが、
   仕入れ値は一枚300円程度だったと言われている。(p32)


■私の第一の「ヘェ~」は、
 帝国ホテルより、東横インのほうが、
 営業利益率・営業利益が高いということです。

 東横インは、建築基準法や条例違反などで
 有名になりましたが、
 本業ではしっかり儲けているのです。


■また、第二の「ヘェ~」は、バブル時代に
 一兆4000億円もの有利子負債を抱えたリクルートが、
 毎年1000億円ずつ返済し、ほぼ完済しているということです。

 リクルートという会社は、1000億円もの利益を
 上げながら、1000億円の借金を返済し、
 それを10年以上もやってきたすごい会社なのです。


■こうした、いろいろな「ヘェ~」のある本でした。
 こうした本を読むと、会計が楽しくなるように
 思います。
 本の評価としては、★3つとしました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・実際にポイントがどのくらい使われるかは、企業や業種に
   よって異なる。およそ三分の一程度というのが通説だが、
   家電量販店の使用率はそれより高いだろう。(p101)


  ・フィンランドのノキアは、20年程前までは
   紙パルプとゴム長靴の会社であった。・・・
   1991年に世界標準となったGSM規格の携帯電話に参入し、
   それにすべてを賭けた(p144)


  ・■遠そうで近かったもの
    ・輸液とスポーツ飲料(大塚製薬)
    ・タンクローリーとステンレス魔法瓶(日本酸素)
    ・スーパーやコンビニと銀行(セブン&アイ)
    ・トイレタリーと大衆薬(ライオン)


▼引用は、この本からです。

なぜ、あの会社は儲かるのか?
山田 英夫 山根 節
日本経済新聞社
売り上げランキング: 17318
おすすめ度の平均: 4.5
3 経営戦略と会計を結びつける
5 分かりやすく説明してあるのが良い。
5 株式投資をやっている人にお勧め
4 若い社会人などにおすすめ
4 確かに"最後まで読める"会計と経営の本

【私の評価】★★★☆☆(73点)


■著者紹介・・・山田 英夫(やまだ ひでお)

 1955年生まれ。三菱総合研究所などを経て、
 現在、早稲田大学ビジネススクール教授。


■著者紹介・・・山根 節(やまね たかし)

 1949年生まれ。(監)トーマツなどを経て、
 現在、慶応義塾大学ビジネススクール教授。

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■関連書評■
a. 「財務を制するものは企業を制す」井原隆一
【私の評価】★★★★★

b. 「七人の社長に叱られた!」金児 昭
【私の評価】★★★★☆


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