「おかあさまのためのコーチング」あべまさい
2008/11/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
この本ではプロのコーチである著者が、子育ての中で応用できそうなコーチングの技術を解説してくれます。プロのコーチであっても、子育てでは、うまくコーチングできていない、うまく活用できていない事例があることが印象的でした。
「親は、子どもに育てられる」とよく言われます。私も親として、これは本当だと思います。子育てをやらざるをえなくなって、人は学んでいくものであり、仕事も上司になってやらざるをえなくなって学ぶのでしょう。
・シンプルにリクエストする(p78)
コーチングを学んでいる人でさえ、こうなのですから、普通の人ならば、さらに学ぶ必要があるのでしょう。人は、経験から学ぶこともできますが、それには失敗や時間が必要となります。たった一度の子育てですから、こうした本から、学ぶことは多いと感じました。
著者の体験や事例が多くとても読みやすい一冊でしたので、本の評価としては★4つとしました。
この本で私が共感した名言
・相手から返ってきたコミュニケーションは、自分が相手に伝えたコミュニケーションの結果である(p28)
・世の中には二種類の人がいます。一種類は、『誰か自分のこと認めてよ』と、認められるのを待っている人。もう一種類は、『暇さえあれば、すきあらあ、人のことをアクノレッジしよう』と思って生きている人。(p61)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★☆(82点)
著者経歴
あべまさい・・・上智大学文学部社会福祉学科卒業。総合病院社会福祉相談室医療ソーシャルワーカー、コミュニケーション研修講師を経て、現在、株式会社コーチ・トゥエンティワン勤務。35歳を過ぎ、結婚10年も過ぎてから第一子を出産。国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ生涯学習財団認定マスターコーチ。
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