「ecute物語―私たちのエキナカプロジェクト」鎌田 由美子
2008/09/06公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★☆☆☆☆(59点)
要約と感想レビュー
駅ビルで勢いのあるJR各社ですが、やはり頑張っているのは若い人たちのようです。そして、やはり反対しているのは社内の人たちです。
この本では、新しいことをしようとする著者と、既存の抵抗勢力の雰囲気が伝わってきます。組織が大きくなると、自分で自分の首を絞める人が増えてくるのはどこでも同じですね。
この本で私が共感した名言
・私はプロジェクトが始まって一年間、朝からミーティングを行い、「高い志のない者、情熱のない者は去れ」と言い続けました。・・・「自分たちはこれをしたい」という意欲を求めたのです。(p4)
・女性用トイレの便座数を多くすることは最初からつまづきました。「女性用の便座を増やすデータや根拠がない」・・・駅のトイレ数には細かい算定基準のマニュアルがあり、鉄道事業本部の営業部が乗降客数の数や流動性を勘案し、計算して決めていました。(p30)
・若い人たちが必死にやらせてくれと言っている。立川と大宮の二箇所は、新しい仕組みでやらせてみてはどうだろうか。失敗したら止めたらいいし、うまくいくようだったら広がりを持たせたらいい。やらせてみせようじゃないか(当時社長だった大塚陸毅)(p45)
・なぜその商品がエキュートになければならないのか、なぜそのお店がエキュートに出ていなければならないのか、明確な理由がなければならないわけです。(p58)
▼引用は、この本からです。
ecute物語―私たちのエキナカプロジェクト
posted with Amazonアソシエイト at 08.11.17
鎌田 由美子
かんき出版
売り上げランキング: 31208
かんき出版
売り上げランキング: 31208
【私の評価】★☆☆☆☆(59点)
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記
コメントする