「遺品整理屋は見た!」吉田 太一
2008/07/31公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■病院や自宅で死を見取られる人は幸せです。
孤独氏、自殺、殺人など、死んで放置されると
その現場は悲惨なことになります。
(特に夏は、すごいらしいです。)
警察は、捜査はしますが、掃除はしてくれません。
では、だれがするのか?
残された遺族がすることになるのです。
■しかし、突然の死に呆然とする遺族が、
近所の人の文句の中で、
掃除や遺品整理ができるものではありません。
そこで、著者の出番となります。
■わんたんのように解けた遺体、
大量のうじ虫、強烈な死臭など想像したくない
場面が続きますが、
「そういえば、だれでも死ぬんだ・・・」
と思わせてくれる一冊です。
■いろいろ考えさせてくれる一冊ですが、
孤独死だけは避けようと思いました。
意外にも自殺を考えているような人にもよいかも
しれません。本の評価としては、星3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「今から死ぬので、遺品の処理をお願いしたいんです・・・」
・・・自分が死んでから人に迷惑をかけないよう、
自ら遺品の処理まで考えているのですが、自殺するそのこと自体が
人に迷惑がかかるということに気づいていないのかもしれません(p191)
▼引用は、この本からです。
扶桑社
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仕事色々。
自分の事は自分でやりなさい
知らなかったことを知るきっかけに‥‥‥
面白いけど
【私の評価】★★★☆☆(70点)
■著者経歴・・・吉田 太一(よしだ たいち)
1964年生まれ。日本料理店、佐川急便を経て、運送業を始める。
その後「ひっこしやさんのリサイクルショップ」を開業。
2002年に、「遺品整理」専門会社「キーバーズ」設立。
遺品整理、形見分けの配送、葬儀社紹介、清掃・消毒などを行う。
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