「フラット化する世界 [増補改訂版] (上)」トーマス フリードマン
2008/05/18公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(61点)
要約と感想レビュー
インターネットで大量の情報がやりとりでき、そして、大量の物資が国境を越えて移動できる時代になりました。これは、産業革命以来の革命とでもいえるものでしょう。人々はスマホで情報をやりとりし、ビデオ電話で連絡を取り合えるのです。気付かないかもしれませんが、グローバル化はすでに達成されており、そのプロセスの中に私たちは生きているのです。
グローバル化によって便利な世の中になってきましたが、戦争や政治によって分断が起きると一気に不便な世の中になってしまいます。混乱と安定を繰り返して、最終的にはグローバル化の方向に行くような気がします。
この本で私が共感した名言
・ウォルマート・・・物流センター・・・トラックが、その特定の商品を国内のどこかのウォルマート支店の棚へと運ぶ。そこで客がその商品を棚から取り、レジ係がバーコードを読み取ったとたんに信号が送られる。ウォルマートのネットワークを通って、その信号が仕入れ先へと送られる(p220)
・アンがきいた。「住所録を持ってきたのね?」ナタリーは母親の顔を19世紀の人間でも見るように眺めた。「ううん」ママってどうしてどんなに遅れてるの、という口調で続けた。「電話番号をググッたら、住所が出てきたよ」住所録?ばかじゃないの、ママったら(p260)
日本経済新聞出版社
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【私の評価】★★☆☆☆(61点)
目次
第1部 世界はいかにフラット化したか
第2部 アメリカとフラット化する世界
著者経歴
トーマス・フリードマン(Thomas Friedman )・・・1953年生まれ。UPI通信に入社し、1979年から81年までベイルート特派員。その後、ニューヨーク・タイムズ社に移り、ベイルート、エルサレムの両支局長。95年から外交問題コラムニスト。
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