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「はじめての課長の教科書」酒井 穣

2008/03/08公開 更新
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はじめての課長の教科書


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


要約と感想レビュー

 企業においてキーマンとなる課長の仕事について書いた一冊です。課長は実務のトップとして、手堅い仕事が求められるポジションだけに、できるだけ失敗をさけつつ、成果を出すことがポイントです。


 例えば、仕事で大きな成果を目指すというよりも、自分の失敗パターンを注意深くそれを回避しつつ、小さなヒットを数多く打つという感じでしょうか。地味に聞こえますが、組織の中で生き残るためには、悪い意味で目立ってはならないのです。


・手柄を独り占めしようとして物事を自分だけで進めることを常に避け、問題が複雑すぎるような場合は、時間稼ぎをしてでも、その問題を解決するのに最も適切な人物を探すことをためらわない(p188)


 また、課長となると部下を統制していかなくてはなりません。統制とは、舐められない、嫌われないということです。


 例えば、人事考課で部下を評価するときには、評価が低くなる部下もいるとすれば、驚かさないように日頃からのコミュニケーションで根回ししておく必要があるのでしょう。また、舐められないように、経営層とのつながりをほのめかすのも効果的です。


・低い人事評価で部下を驚かすことがあってはならない。心の準備ができるように事前にサインを十分に送っておく(p122)


 内容としては標準的・実務的な書名どおり教科書的内容でした。入門編として★2つとします。


この本で私が共感した名言

・面と向かって顧客や部下と「おしゃべり」することで、メールや報告書では感じ取れない「熱(ホット・スポット)」を感じ取ることに意識を集中させると良いでしょう。(p85)


・一番わかりやすい権威づけとは、課長の政治的ネットワークが広く経営者層にまで及んでいることを部下に知らしめることです。・・・社長と飲みに行って叱られた話をしたり・・・(p178)


▼引用は、この本からです。
はじめての課長の教科書
酒井穣
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2008/02/13)
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)


目次

第1章 課長とは何か?
第2章 課長の8つの基本スキル
第3章 課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
第4章 避けることができない9つの問題
第5章 課長のキャリア戦略
第6章 活躍する課長が備えている5つの機能



著者経歴

 酒井穣(さかい じょう)・・・フリービット株式会社取締役(人事担当、長期戦略リサーチ担当)。特定非営利活動法人NPOカタリバ理事。沖縄県キャリア形成支援プログラム協議会員。1972年、東京生まれ。慶應義塾大学理工学部卒。Tilburg大学TiasNimbasビジネス・スクール経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。商社勤務後、オランダの精密機械メーカーにエンジニアとして転職、オランダに移住する。2006年、ベンチャー企業J3 Trust B.V.を創業し、最高財務責任者(CFO)としての活動を開始。2009年、フリービットに参画するため帰国。現在は東京大学(Learning Bar)や慶應MCC、中央大学MBAなどでゲスト講師も務める。


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