「石油大国ロシアの復活」本村 真澄
2007/12/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
エネルギーを確保するのは国家の一大事です。日本はどこからエネルギーを調達すべきなのでしょうか、と問いかける一冊です。
現在は中東依存ですが、他のエネルギー調達先を考えなくてはならない時期にあるのではないでしょう。日本は資源がないので、資源の選択肢を多くすることで、一部の国から輸入できなくなった場合の代替を確保しておくのです。
それにしても、中国は安い価格でガスを買っているようですね。日本にも回してもらいたいものです。
木村さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・国際共産主義運動、そしてコメコン体制を支えていたのは、ソ連の石油であったといえる。ソ連は、このように西側市場と東欧諸国双方にバランスよく石油・ガスを輸出することにより、東西冷戦の構図を維持することができた(p6)
・ガス価格については、ロシア側は国内供給ガスの価格を40~45ドル/1000立方メートル(100万Btu当たり1.13~1.27ドル)、中国への販売価格としては少なくとも75ドル/1000立方メートル(100万Btu当たり2.12ドル)を主張しているのに対し、中国側は石炭連動価格としてこれよりもはるかに低い額を主張し、合意していないといわれる(p217)
石油大国ロシアの復活 (アジアを見る眼)
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本村 真澄
アジア経済研究所
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
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