「成功前夜 21の起業ストーリー」ショーン・K&J-WAVE
2007/09/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
■21人のベンチャー企業の社長へのインタビューを
まとめた一冊です。
個別のインタビューは短く、物足りませんが、
短いがゆえに、それぞれの社長が起業で学んだ
エッセンスが凝縮されているように感じました。
■夢の作り方、起業のネタを探す方法、
怖さを克服する考え方、成功するまで続けるコツ。
こうした、その人が、体験から学んだ知恵は、
ダイヤモンドのような輝きがあります。
・「成長」とは、できなかったことができるようになることです。
できなかったことを体験しない人は、「成長」の体験ができません。
だから失敗をしてもいい。(ワイキューブ 安田桂生)(p50)
■私は、悩みながら、不安になりながら、
起業という崖に飛び込んだこの人たちの、
思い切りの部分に引かれました。
やはり経営者と普通のサラリーマンには
民間企業と公務員ほどの差があります。
その壁を超えた人にしか見えない世界、
体験できない世界があるように感じました。
・会社を閉めるという話をみんなの前で切り出したとき、彼がこう言った。
「社長、断られてあかんようになって、そこから始まると教えてくれたのは
あなたじゃないですか。僕はついていきます。」(アニコム 小森伸昭)
(p94)
■基本的にこれから経営者を目指す人に
お勧めします。
★4つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・基本的には今を大事にするという生き方をしています。
(ジャパネットたかた 高田 明)(p16)
・20歳のときに「人生50カ年計画」を立てました。まず20代で起業する。
30代でその業界の日本一をとる。40代で世界一をとり、50代で事業を
完成させる・・・(サンクチュアリ株式会社 直江文忠)(p58)
・中国人が会社に残る要素は、会社の将来性があるか、自分にとっての
キャリアアップになるか、給与の待遇がいいか、上司やオーナーの
カリスマ性があるか、の4つだと思います。
(フュージョンインターナショナル・トレーディング)(p180)
▼引用は、この本からです。
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起業したい、、、でも最初の一歩が、、、という方必見
起業家は「特別」ではない
【私の評価】★★★★☆(80点)
■著者経歴・・・ショーン・K(ショーン・マクアードル川上)
経営投資コンサルティング・ファーム、
ブラッドストーン・マネジメント・イニシャティブ・リミテッド代表取締役、
マネジング・パートナー。ニューヨーク出身。
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