「戦後 歴史の真実」前野 徹
2007/08/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(62点)
■あの戦争とは何だったのか。
私たちは学ぶ必要があります。
アメリカから経済封鎖されたのは
事実でしょう。
日本は戦うことを選択したのです。
■いずれ、同じような選択をするときが、
来るはずです。
そのときに、指導者がどのような選択をするかで
運命が大きく変わることがあるのです。
前野さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「東京裁判は裁判にあらず、復讐の儀式にすぎない」
と強く抗議し、裁判自体を違法として、
根底から否定した判事がインドのパール博士でした(p27)
・勝ったがゆえに正義で、負けたがゆえに罪悪というなら、
もはやそこには正義も法律も心理もない。
力による暴力の優劣だけがすべてを決定する社会に、
信頼も平和もあろうはずがない。(p34)
・戦わざれば亡国必至、戦うもまた亡国を免れぬとすれば、
戦わずして亡国にゆだねるは身も心も民族永遠の亡国であるが、
戦って護国の精神に徹するならば、たとい戦い勝たずとも
祖国護持の精神がのこり、われらの子孫はかならず
再起三起するであろう(p76)
・自存自衛のためとはいえ、満州国を創設し、
韓国を併合した。そして軍部の勇み足を招き、
中国に侵攻して大陸を戦火に巻き込み、
数多くの中国人の命を奪っています。
われわれ日本人は、過去の過ちは
謙虚に認めるべき・・・(p114)
・東京裁判オランダ代表判事レーリングも
「ナチス・ドイツがユダヤ人を人間として
扱わなかったように、またアメリカも
日本人を人間として扱わなかったのだ」(p156)
【私の評価】★★☆☆☆(62点)
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