「アイデアひらめく『ビジネス発想源』 PR・マーケティングセンスの磨き方・鍛え方」弘中 勝
2007/02/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
私も愛読しているメルマガ「ビジネス発想源」の書籍版です。
「ビジネス発想源」のスゴイところは、次の二つ。
まず、ストーリー(物語)を語らせたら、天下一品です。本で読んだいい話が発想源でよく紹介されていますが、思わず引き込まれ、本を買ってしまいます。
二つ目は、ちょっとしたテクニック、なるほどな!と思える仕事のコツが毎日含まれているということです。
例えば、研修の後で、「何か質問がある人は?」と聞くのが普通ですが、逆に質問してあげることを習慣化すると、質問されないように緊張感が生まれるとか・・・。
・「何か質問がある人は手を挙げて!」小中学生の教育で、この問いかけは厳禁である。最悪だ・・・できない生徒は・・・そもそも何を質問していいのか理解できないのだ。そこで僕は・・・「じゃあ高橋くん、○○の部分、どういうことかわかる?」・・・予想できる質問を先出ししてあげていた。・・・生徒は逆に、質問を先出しされないように、こちらが先出ししそうな質問を先出しするようになった(p96)
メルマガから選りすぐりの記事63日分がまとめられていますが、たった63日分では、本当の「ビジネス発送源」のスゴサが伝わらないように感じました。
それでも、数多くの仕事のヒントありますので、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・受験生時代、勉強嫌いの僕は家では絶対に勉強しないので、よく市立図書館の自習室に行っていた(周囲に見知らぬ人がいると、カッコつけて勉強し始める性格なのだ)。その時に、マイ座布団を持っていくようになってから、ものすごく快適・・・(p76)
・子供の頃にわくわくしたことは、大人になってもわくわくするものである。(p131)
・新日本製鉄の会長、日本商工会議所の会頭などを務められた永野重雄氏は、「私への悪口は漏れなく報告せよ。ただし、その悪口を言った者の名前は言わないように」と部下たちに言っていたという。(p161)
【私の評価】★★★☆☆(77点)
著者経歴
弘中 勝(ひろなか まさる)・・・精密機器メーカー、ゲーム会社を経て、ウィンビット代表。PRマーケティングを指導している。メルマガ「発想源」シリーズは10万部以上の読者を持つ。
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新日鉄元社長は水野茂雄ではなく永野重雄だと思います。
御指摘ありがとうございます。