「辞めるなんてもったいない!―入社3年たったら読む本」大和賢一郎
2006/03/22公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(91点)
要約と感想レビュー
サラリーマンとして働いていて不思議なのは、今の自分、今の会社に不満な人が多いということです。それは通勤時間に歩いている人の顔を見ればわかります。
不況による業績の悪化、実績主義による年功序列の崩壊などサラリーマンを取り巻く状況は厳しいのは確かでしょう。それでも、安定した収入、同僚と一緒のオフィス、経験深い先輩の存在、分業により自分の専門に集中できるなど、サラリーマンのメリットは大きいはずです。
・サラリーマンなら、余計な関連業務や雑務(経理・財務・法律など)は、すべて経理部や総務部、庶務担当がやってくれます。だからこそ、あなたは本業に専念できる。(p156)
この本では、そのメリットを使い倒す!方法を教えてくれます。いかに幸せなサラリーマンになるか、いかにサラリーマンとして仕事を成し遂げるかについての哲学を教えてくれる名著です。
あなたがサラリーマンならば、ぜひ読んでいただきたいので、★5つとしました。
この本で私が共感した名言
・サラリーマンが会社にいる間に蓄えるべき最強の資産、それは経験です。(p4)
・「出世のために上司に媚びる」のは、格好悪い。でも、「自分のスキルアップのために、上司に媚びる」のは、サラリーマンとして最も賢い生き方なのです。(p32)
・私は、成果主義の自己評価においては「謙遜は悪」だと考えています。なので、自己評価は、常に最高評価を付けるようにしています。(p99)
大和書房
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【私の評価】★★★★★(91点)
著者経歴
大和賢一郎・・・1977年生まれ。日立グループ企業に入社後、WEB専門家として大手ポータルサイトの開発を手がける。現役サラリーマン。メルマガ「幸せなサラリーマンになる方法」の筆者。
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