「伝達力 話すプロの「伝わる技術」」青木 仁志

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伝達力 話すプロの「伝わる技術」

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)88点


●プロのスピーカー(話し手)である著者を、
 「さすがだな~」と思うところは、
 技術ではなく心の問題を
 はじめに取り上げているところです。


 心持ちを説いたあとで、
 技術的なコツに入っていきます。


 ・お釈迦様は「人を見て法を説け」とおっしゃった。
  つまり、相手の求めているもの、知力、経験、レベルに
  合わせた話をしなければ、熱意や思いは
  空回りすると説いたのである。(p19)


●相手のためを思い、その気持ちを
 いかに伝えようかと考えることから、
 その伝える技術は生きてくるというわけです。


 ・仕事のできる人は、次のように報告する。
  「まず、結論から言えば、○×です。
  そこには三つのポイントがあります・・・」(p35)


●特に普通の人に一番役立つのは、
 上がらずに話すコツでしょう。


 それは、やはり自分の得意分野に絞って、
 経験を含めて話すことのようです。


 ・自分ができる範囲内で力強く話しているときには、
  絶対にあがることがない。・・・どんなときでも、
  自分の得意領域に沿って話を展開する。(p76)


 ・人前で堂々と話すコツを紹介しよう。
  過去に自分が何かを成し遂げた中で、
  一番気分爽快で、最高の達成感を
  味わったことを思い出せばいい。(p85)


●この本では「プロ」という言葉が
 あちこちにでてきます。


 青木さんがいかに
 「プロ」であることに誇りを持っているかが
 わかります。


 ・プロのスピーカーは、たいがい一分間に
  370語くらいの速度で話している。(p37)


 ・たいがいのプロのスピーカーは、
  人と名刺交換をするだけで、
  その人の名前を覚えてしまう。
  そして次に会ったなら、
  必ず「○○さん」と名前で呼びかける。・・・
  これはプロの基本だと私は考えている。(p140)


●プロのノウハウを惜しげもなく提供している
 一冊だと思います。


 ただ、なぜか姿勢を正して読むことがなかったので
 ★4つとしました。でもいい本です。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・あいさつは一つの姿勢であり、
  こころ構えの反映である。・・・
  素晴らしいあいさつのできる人間は、
  必ずより良い人生を送っているものだ。(p55)


 ・私は朝早く起きて、その日の段取りをし、
  一日を一気に走り抜けていく。
  実践をし、昼は小休止して前半を振り返り、
  また実践をし、夜はその人の内省をして、
  次の日に向かう。「一日一生」である。(p104)


 ・話のへたな人の話をどれだけ真剣に、
  真心を持って聞くことができるか。
  そこには、人としての「器」が量られていると
  思っていただいて差し支えない。(p161)


 ・成功するためには、成功するための方法を学ばなければならない。
  これほど当たり前のことが、どうして世の中の人にわからないのか、
  私にはわからない。(p180)


伝達力 話すプロの「伝わる技術」
青木 仁志
アチーブメント出版
売り上げランキング: 33,511

(私の評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です)88点



●著者紹介・・・青木 仁志

 1955年生まれ。十代からブリタニカ百科事典のセールスマネジャーとして
 数々の賞を受賞。その後、能力開発コンサルティング会社にて営業本部長、
 取締役を経て、1987年人財教育コンサル会社「アチーブメント」を設立。


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