「幸せなビジネスの成功法則―顧客を選ぶ会社のつくり方」大村 政勲
2005/08/09公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
●福岡県に社長が茶髪で、
最初の5分間で客を選別する会社があります。
そして最初の5分間で
同社の価値観に合った人と判断されると、
やっとお茶を出してくれるそうです。
・「嫌な客は断る」
これは、ビジネスをスムーズに行うために
非常に重要なことです。(p77)
●この会社(ジェイ・イエス)は、いわゆる、
「断る営業」を行っているわけですが、
そうしたことができるのも、
サービスへの自信、そして顧客優先への
信念があるからでしょう。
・欧米並みのクォリティーの高いサービスを
クライアントに対して行いたいという
強い信念が私にはありました。(p148)
●これまで、不透明であった不動産取引について、
徹底した透明化を目指すことを目標として、
実際に行動しているようです。
ほとんどの顧客がリピートであり、
新規顧客もほとんどが紹介ということからも、
そのサービスが信頼されていることがわかります。
・私の短期的な目標は、
「不動産取引の透明性を確保する環境を創造し、
新しい時代のスタンダードとする」ことです。(p22)
●この本を読んでいて、
あるメルマガを思い出しました。
学ぶ意識のない人は即刻
購読解除してくださいというメルマガです。
●このメルマガはコンテンツ勝負で相互紹介もしていませんので、
新規契約獲得に時間をかけるより
既存顧客へのサービスに時間をかける
というジェイ・イエスと同じ思想といえます。
・「新規契約獲得に使う時間より、
既存のクライアントとの時間を優先する」
これが私にとっての、「顧客第一主義」なのです。(p142)
●著者の思いが中心の本であるため、
もう少し「ジェイ・イエス」という会社を
知りたくなった一冊ということで星3つとしました。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「一人でも多くの同じ価値観の人とご縁がありますように」と、
これだけを会社の前の神社に毎日手を合わせています。
それだけなのです。(p31)
・「お金」とは、人が社会で生きていくため作り出した価値の一つでしか
ない、ということに気づくことができたのです。この時を境に、体裁や
見栄を気にすることはなくなりました。
アスカ・エフ・プロダクツ (2004/04/15)
警告の書である。
経営者の役割とは、が明確になります。
【私の評価】★★★☆☆(77点)
●著者経歴・・・大村 政勲
福岡市の不動産投資コンサルティング会社のCEO。消費者の立場に立つ、
完全独立系のコンサルタントとしての地位を築く。
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