「魔法みたいな仕事術」佐野裕二
2005/04/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(92点)
●水戸光圀は
「年寄りのシワとシワの間には、
理屈ではない宝石のような"経験"がはさまっている」
と言いました。
この本には佐野さんの
23年間の貴重なフードサービス業のプロとしての
経験がはさまっています。
・K店長がすごいところは、どんな商品であっても、
「うまい。これは、絶対売れる!」
と言い続けたことです。(p19)
●お店でのサービスは、実際には部下やアルバイトが行うわけで、
いかに人を育てるかが重要です。
本書の内容のほとんどが部下との関わり
についての経験談になっています。
・とことん構うことのメリットは、もちろん
細かいアドバイスをしてあげられる
ということもありますが・・・
当のスタッフに、「自分の接客がいつも見られている」
という意識を持たせられるという点です。(p47)
●確かに営業、マーケッティングの技術もあります。
しかし、やはりいかに部下やアルバイトに
生き生きと働いてもらうか、
これが大切だと思います。
・「新商品の○○はいかがですか?」と言った後、
小首をかしげてお客様を優しくのぞき込むようなしぐさで
二秒くらいの「間」をつくっていたのです。(p107)
●この本には涙ボロボロの話がいくつも含まれますが、
それは皆さんが実際に読まれて
感じていただくものであると思い割愛しました。
まずは、
手にとって読んでみてください。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・百歩譲ってみて、どう考えても自分に非がなく、
そしてどうしても我慢の限界を超えたとき、
私はケンカをしました。・・・
相手の特徴は「肩書きを振りかざす」
「部下や年下に偉ぶる」(p162)
・私はいつからか、辛いときや逃げ出したくなるときに、
いつもこう思うようになりました。
「もしも、空の上から家族が見ていたら」(p186)
あさ出版 (2005/02)
売り上げランキング: 35,135
噂どおりの本です。
人生のヒント、仕事のヒント満載の本
【私の評価】★★★★★(92点)
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