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「無一文からお金を生み出す方法」原崎裕三

2004/07/09公開 更新
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無一文からお金を生み出す方法


【私の評価】★★★★★(90点)


要約と感想レビュー

 まず、著者の年表に度肝を抜かれました。貧乏→努力→成功→うぬぼれ→落とし穴→発見、とジェットコースターのようです。


 そして、最後に著者が得た人生で大切なものとは・・・・・自分自身だったのです。つまり、自分というものが一番貴重であり、存在そのものが奇跡であるということに気づいたのでしょう。


・そうなのだ!すべては自分に自信を持つことから はじまるのだ!(p56)


 自分を売り込む手法を書いた本ですが、著者の手法は、自分発見に非常に良いツールだと思います。私もやってみます。久しぶりにすごい人に出会ったという感覚を持ちました。


この本で私が共感した名言

・僕は生きていくために・・・悪魔の心を賢く使う。(p2)


・衣食住の中核である「食」を充実させるためにお金を使い、残りの部分を「衣」「住」に回すのが賢い使い方である。(p40)


・本当に消費者心理を学びたいのであれば、あら捜しをする。(p115)


無一文からお金を生み出す方法


【私の評価】★★★★★(90点)


目次

序幕 邪悪なあなたの心を見破る心理テスト
第1幕 運命を覆す自分探しの旅
第2幕 無限の可能性を生み出す宝の山の掘り当て方
第3幕 3秒で心を掴む!消費者心理学習法
第4幕 なぜか成功してしまう人のそのちょっとした違い
第5幕 あなたの成功を加速させるシナリオ


著者経歴

 原崎裕三(はらさき ゆうぞう)・・・広告プランナー・経営コンサルタント。1972年東京都生まれ。高校在学中に印刷関連会社のアルバイトをしたことがきっかけになり、広告業界に携わるようになる。23歳のとき退社。元上司の誘いを受けて、印刷会社の新規開業に協力。順調に滑り出したように見えたが、パソコン普及の波に呑まれ、仕事量が減少。リストラされた。それから3ヶ月後の1998年10月、売れる広告の企画制作会社エモーションを設立。営業経営がほぼゼロに等しい状態だったが、広告を活用し、集客活動を行う。自己資金に用意していた300万円のお金をつぎ込み、国民生活金融公庫から融資を受ける羽目になる。倒産寸前という状態になってしまったが、この出来事をきっかけに「売れる広告の企画手法」「売れる広告の作り方」などの開発に成功する。この経験を元に2001年2月、経営コンサルタントとしての活動も始める。インターネットを巧みに利用し、2500社以上の経営相談にあたる。現在は「できる男」を量産する活動を行うほか、広告プランナー・デザイナー・コピーライターとしての活動も行う


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