「お客さんに良くなってもらいてぇんです。」沼澤拓也

【私の評価】★★★☆☆（73点）

社内で人を動かすときは、まず一人からですよ。
自分から見て、動かせそうな人をまず一人、
その気になってくれそうな人を作ってください。
そして、この人が、その気になったら次に。・・・・
それで、最初に動機付けした人に、動機付けが
されなくなると、途切れていきます。

●なるほど。会社を変えていくためには、
　まず、一人からですね。

　でも、その前に自分がしっかりしないと
　だめなんですよね。

■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・「ウチはやっているよ、顧客リストは有ります。
　名前も住所も有りますし。」と言われるんですが、
　お客さんとの対話した履歴がないんですね。

・自分が良くなりたいから、相手に良くなってもらいたい。
　では、そのためには、能書きを言っていても
　仕方がないから、ひとり一人お客さんが、
　どんな内容で困っているのかを履歴で残す。

・手を抜かずに、人からされたら嬉しくて、
　人になかなかできないことを、
　心を動かしたい人に、していけば
　いいんじゃないかなと思います。・・・
　それは、自分の運は自分で掴むのだから、
　そういう心掛けをしたらどうか、
　というのが一つです。

●営業手法として、顧客との対話も記録して、
　適切な時期にフォローしましょうという本です。
　問題は、それが社内で定着するのかという点です。
　しかし、この本の特筆すべき点は、
　実際に自分で苦労していますから、
　その問題点の答えを提供している点です。

●私としては、自分個人の人脈データベースに
　活用させてもらっています。

「お客さんに良くなってもらいてぇんです。」　沼澤　拓也

【私の評価】★★★☆☆（73点）

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