「私はコーヒーで世界を変えることにした。」川島良彰

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私はコーヒーで世界を変えることにした。

【私の評価】★★★★★(94点)


■UCCコーヒーには、社長直属のコーヒーバカがいた・・・、
 ということがわかりました。


 発展途上国でのコーヒー作りは、
 常に危機への準備と対応が必要です。
 

 内戦に巻き込まれ、泥棒に合い、銃を突き付けられ、
 大地震に遭遇し、山火事で農園を失う。


 駐在員は、自分の智恵と度胸で、
 それに対応して生きていくのです。


・ベネト大使は、ことあるごとに
 「Siempre listo(常に準備しておきなさい)」
 と繰り返した。
 「男は、いつ、どこで何が起こっても、常に
 それに対応できる準備をしておかなければならない
」(p44)


■こうした厳しい生活環境で、
 川島さんが仕事を続けたのは、
 コーヒーを作るのが好きだから。


 コーヒー園のぼろ小屋での寝袋生活でも、
 「素晴らしいコーヒーを作っているのだ!」
 と思うとワクワクするらしい。


 本当のコーヒーバカですね。


・本社では、「川島は、社長直々のプロジェクトで海外を飛び回り、
 好きなことをやっている」と言っていた社員も多かったようだが、・・
 視察にやって来た本社の社員たちは、現地の様子を見ると、
 一刻を争うようにその場を離れたがった(p166)


■本当においしいコーヒーを提供したい。


 本当においしいコーヒーを知ってもらいたい


 本当においしいコーヒーを作る人を応援したい。


 私の本への思いとまったく同じであることが、
 わかりました。


 バカにつける薬はない。


 コーヒーハンター川島さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「お前やったらできる。だから、思いっきり暴れ回れ。
 責任は全部わしが取る
」尊敬する人から、
 そこまで言われて発奮しない人間がいるだろうか。(p111)


・「妬むより、妬まれる人間になれ」とも教えられた(p206)


・二十代の前半を内戦下のエルサルバドルで過ごした私は、
 いまでもカフェやレストランに入ると、
 周囲を見渡せる席に座る。絶対に入り口に背を向けて
 座ることができない。(p80)


・防犯のために飼った犬は、庭で飼う大型犬二匹と
 家の中で飼う小型犬三匹の合計五匹。
 庭で飼っている犬がもし強盗に殺されても、
 外の様子を察した小型犬が、キャンキャン鳴いて
 知らせる役割を担うからだ。(p129)


・会議後に先輩社員に釘をさされた・・・
 「生意気なことを言うな」
 「会議って、自分の意見を言う場ではないんですか?」
 「そういうことは、事前の根回しが必要だ」
 「根回しって何ですか?」(p204)


私はコーヒーで世界を変えることにした。
川島良彰
ポプラ社
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【私の評価】★★★★★(94点)

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■目次

第1章 コーヒー屋になるのが子どものころからの夢だった
第2章 十八歳で、単身エルサルバドルのコーヒー研究所へ
第3章 ジャマイカのコーヒー農園開拓を託されて
第4章 次の舞台は、ハワイの溶岩台地
第5章 東南アジア、アフリカ...コーヒーの世界は果てしなく
第6章 コーヒーで世界を変えていく
第7章 世界最高のコーヒーが、ついに空を飛んだ
最終章 クリスマスイブの奇蹟


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