■雑誌の対談集を書籍化したものです。
やはり、一流の人には、
かならず学ぶところがあります。
■私が、感心したのは二つ。
■一つ目は、シェフの三國さんのところ。
一流レストランでは、だれでも緊張すると思いますが、
三國さんは、「「わがまま」になってほしい」と
言い切っています。
それができないから、私たちは緊張するのですが、
逆に言えば、わがままな客にも気持ちよく対応できるのが、
本物の一流レストランなのでしょう。
・僕もほかの店に行くとそうだし、お客さまも四ツ谷のミクニでは、
わがままをいってほしい。・・・「今日は、お肉はちょっと
ヘビーだから、野菜をメインに・・・(三國清三)(p31)
■そして二つ目は、
2006年にがんで亡くなられた
NHKアナウンサーの絵門ゆう子さん。
絵門さんは、がんになってはじめて、
自分が「人によく思われたい、評価されたい」と
いつも無理をして生きてきたことに気づいたといいます。
私には、バリバリNHKアナウンサー時代よりも、
ふっくらとして笑顔の美しい絵門さんが
素敵に見えました。
■こうした、15人との対談から
なにかが得られる一冊だと思います。
人との対話は素晴らしいなと思いました。
本の評価としては、★3つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・いくつになっても大切なのは「笑顔」・・・
「能面のような美人」より「喜怒哀楽を出すブス」が勝つ
(内田ひろみ)(p15)
・私、男の人のスーツ姿で見るのは、
カフスのところと靴なんですよ。(山本浩未)(p71)
・正しい姿勢というのは、「仙骨」を立てた姿勢なんです。
・・・「仙骨」って・・・背骨のいちばん下、
ウェストとお尻の境目にある骨です。(デューク更家)(p99)
・人間の脳って、文字を音にする作業をとても喜ぶんです。
「読み」「書き」は脳の血流をものすごく増やしますが、
なかでも「音読」がいちばん(川島隆太)(p129)
・理屈ではなくて、どんな人にもその人独特の能力とか
特徴があると思うんです。それを人のために活かすように
考えて行動するということですよ。(飯田深雪)(p232)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■著者紹介・・・内館 牧子(うちだて まきこ)
1948年生まれ。
三菱重工業勤務を経て、脚本家に。
NHK連続テレビ小説「ひらり」「私の青空」
大河ドラマ「毛利元就」「義務と演技」「週末婚」など多数。
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