「人生計画の立て方」本多静六

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人生計画の立て方
【私の評価】★★★★☆(89点)


■学者として成果を出しながら、
 その一方で貯蓄と副業と投資で、
 莫大な財産を作り上げた本多 静六氏の一冊です。


 3冊シリーズになっていますが、
 この本では「人生計画」の立て方を学びます。


  ・いわゆる人生計画は、向上心の充足
   つまりは「努力の予定表」なのである。(p30)


■本多先生は、若いときに二十年区切りの
 人生計画
を立てました。


 四十歳まで貯蓄と勉学の基礎構築
 六十歳まで国家のために学問で働きぬく。
 七十歳までは世の中の恩に報いるため、お礼奉公。
 七十歳以上は、晴耕雨読を楽しむ。
 としていました。


  ・満四十歳までの十五年間は、馬鹿と笑われようが、
   ケチと罵られようが、一途に奮闘努力、勤倹貯蓄、
   もって一身一家の独立安定の基礎を築くこと。(p33)


■こうした人生計画については
 多くの本が出ていますが、
 この本ほど説得力がある本は数少ないでしょう。


 また、功は人に譲るなど、奥深い助言が、
 この本の価値を教えてくれています。


 古い本ですが、本物の知恵には、
 時代は関係ないものです。


 本の評価としては、★4つとします。

─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・人生には人生の任務が終わるということがあるはずはない。
   先哲先賢は、臨終の朝(あした)までいずれも道を
   極めることを怠らなかった。(p44)


  ・一日、一月、一年、五年、十年、二十年、それ以上、
   という実行予定が一度体系づけられてしまえば・・・
   ただ情熱と努力の原動力さえあれば、
   その進路を踏み外す憂いもなく、
   その進度はいかなるときでもよくわかる(p68)


  ・途中を楽しみながら登ること(p112)


  ・上長者は決して功を一人占めしてはならない。
   たとえ自分がすべてを手掛けたものでも、
   できる限りその功は人に譲り、
   責だけは自ら引き受ける
ようにしたい。(p77)


▼引用は、この本からです。

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【私の評価】★★★★☆(89点)



■著者紹介・・・本多 静六(ほんだ せいろく)

 1866年生まれ。
 苦学の末、1884年に東京山林学校に入学。
 ドイツに私費留学。
 1892年東京農科大学助教授。
 1900年教授。
 4分の1天引き貯金と投資で莫大な財産を作る。
 1927年定年退官時に、全財産を匿名で寄付。
 370冊の著書を残す。1952年逝去。85歳。


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