「商いの道」伊藤雅俊

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[新装版]商いの道 経営の原点を考える

(評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です。)


●会社の大きさは経営者の大きさだと思います。


 その経営者の器以上に
 会社は大きくならないのです。


 ・私はつくづく思います。
  自分は何か兄や母のように
  報われない人たちの徳をもらって、
  その人たちのお陰をいただいて
  生かされているのだと。(p40)


●そういう意味では、自分の器を理解すれば、
 自然とどうすればよいのかわかるのでしょうが、
 自分自身を理解するのが一番難しい。


 ・母は、「お客さんはこないもの
  「取引をしたくてもお取引先は
   簡単に応じてくれないもの」
  「銀行は貸していただけないもの」、
  そのようなないない尽くしから、
  商いというものは出発するのだよ、
  といつも言っていました。(p26)


●まず、感謝の気持ちがあるのか、
 それが第一のハードルのような気がします。


 感謝は簡単なようですが、
 心から感謝するのは
 一種の才能ではないでしょうか。


 ・例えば、お客さまがいらっしゃらない時に、
  腰をかけることは禁じていました。
  いつお客さまがいらっしゃるかわからないのに
  座っていてどうする、立って待っているようにと
  教えられたのです。(p48)


●そうした気持ちがベースにあれば、
 必然的に行動が決まってくるわけです。


 すべてはお客さまと
 取引先への感謝の気持ちから
 始まるのではないでしょうか。


 ・小売業者がお上意識を持ち始めたら、
  間違いなく衰退への道をたどり始めたと言っていいでしょう。・・・
  仕入れの担当者が腕組みしたり、
  足を組みながらお取引先と商談をしていたら、
  どのように相手に映るでしょうか。


●根性だけでもだめで、技術も必要。


 全体のバランスは
 心が作っているのだと思います。


 ・商売に王道なし。ただ心あるのみです。(p11)


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・社会全体が平和で落ちついているとき、
  まだ皆が浮かれている時、
  その時こそ、来るべき次の波を覚悟して
  真摯に生きることが大切ではないかと思うのです。(p31)


 ・社員一人一人に当事者意識を持たせるのに最適なのが、
  先に紹介した"単品管理システム"ではないかと思います。・・・
  仕事の中に、考える、仮説を立てる、という要素を加えると、
  人は俄然やる気を出し、活き活きしてきます。(p118)


 ・組織が大きくなると、いわゆる本社で
  机上のプランを立てる役職者が力を持ち始めます。・・・
  そうなると、太平洋戦争の日本軍と同じで、
  あっという間に負け戦です。(p121)


[新装版]商いの道 経営の原点を考える
伊藤 雅俊
PHP研究所
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(評価:★★★★☆:買いましょう。素晴らしい本です。)


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