【書評】後悔しないために「大切なあの人に聞けばよかった 話せばよかった」聞こう話そう委員会
2021/02/02公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
113名の後悔
タイトルから予想されるとおり、113名の後悔した人の話を集めた一冊です。人生はたったの一度きり。リハーサルなしのいきなり本番という厳しい制約がついています。
その一度きりの人生を生きていくために、先人の後悔を聞くことに損はないでしょう。
私が後悔しているのは、今から20年前の夏の交通事故で突然の死をむかえた父と、生前腹を割って語りあったことがなく、父が自身の人生についてどのように思っていたのか何も聴くことができなかったこと(p66)
時間は戻らないという事実
やはり気心が知れた大切な家族との間での後悔が、数多くあるようです。身近であるがゆえに恥ずかしさというか、後でやればいいと後送りしてしまうのです。気が付いたらもうあの時間は戻らない、という事実が目の前にあることが多いのです。
いまやる、すぐやる、できるまでやる、という言葉がありますが、正に家族こそいまやる、すぐやるが大事なようです。
ある時、気が付いたら、「幼い天使」は姿を消し、そこには、ニキビ面した一人の「青年」がいた・・・もう二度と、あの「幼い天使」に会うことができない事実を受け入れるのに時間が掛かった。こんなことならば、もっと色々な場所へ二人で旅をすればよかった(p133)
話をしたり聞いてあげたり
特に女性は、集まって話をするだけで楽しめる特性を持っているようですので、男性もこれに学ぶ必要があるのかもしれません。話をしたり、聞いてあげたり、「そだね~」と共感したりすることが後悔を減らすからです。
人との出会いは突然訪れ、人との別れも突然訪れます。いつ話すの?と聞かれれば今でしょ!ということ。聞こう話そう委員会さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・元気なうちから、もっと母と「共感」できれば良かった・・・感じたことを、母の心に寄り添うように伝えてあげれば良かった。「いつか落ち着いたら」と思いながら、それを省略しがちであったことが悔やまれます(p15)
・2代目として会社を受け継いだとき、見栄やプライドに囚われ、会社の歴史や地域の目といった重圧にさいなまれていました。銀行から借りたお金で事業を拡大し、実績を出そうと焦っていました(p89)
・民事再生法の適用を申請した・・連帯保証人の私には40億円の連帯保証債務が残った・・・私は何社ものサービサーと、自己破産を切り札に交渉した・・・数年かけて総額で2000万円程度を支払い、私は自己破産せず今に至る(p102)
・ケアリングクラウンの重要な役割も実はそこにあって、私たちは第三者として「今ここを生きる時間」を創るお手伝いをしているんだと思います・・・(ケアリングコーチ金本麻理子)(p303)
▼引用は、この本からです

聞こう話そう委員会 、サンクチュアリ出版
【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
1 「~すればよかった」113人からの体験的アドバイス
(母と父;家族・親戚;大切な人)
2 プロに学ぶ大切な人と関わるときに大事にしたいポイントやコツ
ケアリングクラウン(金本麻理子さん)
ノンフィクション作家(稲垣麻由美さん)
合気道師範(佐原文東先生)
3 身近な人とのコミュニケーションに役立つヒント集
著者経歴
「聞こう話そう委員会」・・・まる出版では「聞こう話そう委員会」を設立し、自分たちにつながりのある113人の方に、「あなたにとって二度と会えない大切な方は誰ですか?その方に対して、今思えば『聞けばよかった』『話せばよかった』『してあげればよかった』と感じていらっしゃることはありますか?その後悔をもとにアドバイスをいただけませんか?」とお願いし、匿名でご執筆いただき、一部の方は委員会が聞き書きで原稿を作成しました
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