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組織と仕組みで稼ぐ「社長が3か月不在でも、仕組みで稼ぐ、年商10億円ビジネスのつくり方」矢田祐二

2020/12/11本のソムリエ メルマガ登録
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【私の評価】★★★★★(93点)


内容と感想

■この本では事例として建設業T社長が
 年商8億円から28億円に成長する
 過程を見なら、10億円ビジネスの
 作り方を学びます。


 中小企業の利益が少ないのは、
 どうしてでしょうか。


 それは中小企業がサービスや商品を
 その価値に応じた価格で売るのではなく、
 その仕入れ値や人の単価×工数で
 金額を決めているからです。


 例えばホームページ制作だけなら
 30万円しかもらえません。


 一方、ホームページを活用した
 集客の仕組み作りなら100万円で
 売れるのです。


・ホームページ制作、エクステリア、リフォーム以外にも、専門設備、工事業、1品加工、接客型の店舗ビジネスでは、そのままやっていては手間の割に単価が小さく、大きく儲かりにくい事業だといえます・・・その手間に見合った単価への変革が必要になります(p55)


■10億円ビジネスのつくり方とは、
 社長が不在でもで回る組織と
 事業モデルを作ることです。


 社長が仕事をするのではなく、
 組織が仕事をするのです。


 そうした組織を作るためには、
 組織の役割分担と業務の内容を定めた
 マニュアルが必要となります。


 そして仕事をしながら業務を改善し
 マニュアルに反映していく。


 そうすると組織は自律的に
 自ら目標を設定し、業務を改善し、
 人を育てるようになっていくのです。


・1つの作業に対しマニュアルがあれば、それに対しYESかNOの意見を言ったり、その補足をしたりすることはできます。実は、文章になっていないことが、「意見が出ない」、「意見が出せない」、最大の原因となります(p137)


■面白いのは、勢いで仕事をしていた
 初期のメンバーが、仕組みによる仕事に
 転換していく中で、成長する人と組織から
 離れていく人にわかれることでしょう。


 こうした細かいところの表現から、
 実はこのT社長とは著者そのものでは
 ないのか、と思いました。


 自らの体験を通じて学んだ
 10億円企業の作り方を
 コンサルタントとして
 教えているのでしょう。


 矢田さん、
 良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・儲かる事業の条件その1・・・強い事業=「よい商品(サービス)」と「よい顧客」(p43)


・コンサルティングでも、その事業モデルとして狙うべき客単価を決定してから、事業の構築に入ります(p58)


・百貨店では、比較的所得の高い顧客層を集め、その顧客に対しフルーツの籠盛を1万円で売ります。その果物は、市場の業者に依頼し、3000円で仕入れてきてもらいます(p67)


・カタログや提案書を整備していくと、そのサービスを、少し「物販」に近づけることができます。見え難いサービス型事業だからこそ、目に見える形での商品化が絶対に必要になるのです(p73)


・仕組みで回る事業モデル・・・日々起きる問題は、失敗ではなく、仕組みをつくり込むチャンスとして活かせるのです(p21)


・管理職の役目とは、大きくは2つになります。1つは、部門の目標の達成。そして、もう1つが業務の改善です(p123)


・例えば、「会議の開始時間は守ること!遅刻厳禁」ということを決め、そのとおりに実行します・・・数名の社員が今までどおりに遅れてきます。そこを怒る必要がありません。それができるようになるまで、繰り返し「時間を守ってほしい」と依頼します。・・・これが「躾」であり、「訓練」なのです(p164)


・社長は、自ら定期的にお客様を訪問し、自社のサービスや評価や営業担当の対応状況などを確認することが必要になります・・・直接会って話をするからこそ、いろいろな要望や自社へのアドバイスをいただけるのです(p172)


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▼引用は、この本からです

矢田祐二、セルバ出版


【私の評価】★★★★★(93点)


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目次

第1章:中小企業の社長は、売れて儲かる年商10億円ビジネスを目指せ!
第2章:10億円事業へのビジネスモデル、ココが変革の分岐点
第3章:確実に業務をさばく、「自主回転」の現場づくり
第4章:考え、行動する現場、社長に提案する管理者をつくる
第5章:人材の自動戦略化こそ、成長を続ける組織づくり
第6章:次の成長をつくる、10億円、20億円、30億円への戦略


著者紹介

 矢田祐二(やだ ゆうじ)・・・株式会社ワイズサービス・コンサルティング 代表取締役。経営実務コンサルタント。儲かる10億ビジネス構築のノウハウを提供する。数億事業を、10億、20億事業に成長させた実績を多く持つ。数億事業で成長が停滞した企業の経営者からは、進言の内容が明確である、行うことが論理的で無駄がないと高い評価を得ている。コンサルタント歴18年、400社以上の実務コンサルティングという実績。直近では、指導開始後数年で年商数億円が10億円越えをした企業は数十社以上。


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