「もし真田幸村が現代に生きていたら 「成し遂げる」人になる10の条件」濵畠 太
2020/12/12公開 更新

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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
■人の人生とは短く、儚(はかな)い。
そんな100年余りの生を全うするために
「何か爪あとを残したい」。
そう強く思う方は一定数
いらっしゃるのではないでしょうか?
「一度定めた目標は最後までやりきる」
と言葉にするのは簡単です。
しかしながら、いざ実行に移してみると、
たくさんの課題や障壁が
あることに気づきます。
「成し遂げよう」と決意したとしても
その思いを「継続・持続できる力」が
なければ、達成することはできません。
■本書はそんな「継続力」をつけるための
ヒントが、戦国時代最後の戦いを飾った
"真田幸村"の生き様をベースに
書かれています。
彼は「日本一の兵」との声も高く、
あの徳川家を2度も欺いた"頭脳明晰"な
武将としても有名です。
一方、苦労人であり、立ちはだかる壁に
勇猛果敢に挑み続けた"努力の人"
でもあります!
どんなに悪いことが起きても、捉え方や
リフレーミング次第で物事を良い方向に
転じさせていたそうです。
■「諦め・挫折・失敗・劣等感・ストレス・
コンプレックス・虚脱感」などネガティブな
感情を、目標に向かって前進するエネルギーに
変えることは容易ではありません。
私も複数のことを同時にこなしつつ
ある程度の結果を出すことはできる・・・
いわゆる器用貧乏と言われるタイプで、
何か1つのことにひたすら打ち込む
ことが苦手でした。
しかし本書を読み「本当に極める」為に、
余所見せず一点集中して進んでいくことの
大切さを学びました。
濵畠さん、
良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
覚悟とは、"引き受ける"ことに等しい
■リーダーだけでなく、誰もが
自責の念を持つことで主体的に考え、
創り出そうという意識が芽生えると思います。
自らの力で何とかしよう、
突き進もうする『強さ』が、
覚悟ではないかと思います。
こんな人にオススメしたい!
・今、現在人生の壁にぶつかっている方。
・自分の理想と現実のギャップに悩んでいる方。
・どちらかと言えば器用貧乏だけど、これといって誇れるものが無いと感じている方。
▼引用は、この本からです
濵畠 太、カナリアコミュニケーションズ
【私の評価】★★★☆☆(78点)
目次
第1章 潔く、覚悟を宿す
第2章 耐えてこそ、得るもの
第3章 策略を巡らせる
第4章 壁を越える力
第5章 知識と経験を高める
第6章 失敗を、失敗と捉えない
第7章 揺るがない、意思を示す
第8章 心の態勢を整える
第9章 自己実現と自己犠牲
第10章 生きてきた道は、残像となる
著者紹介
濱畠 太(はまはた ふとし)・・・ 1973年生まれ。モビリティランド(鈴鹿サーキット)、柿安本店、大東建託を経て、鎌倉新書プロモーション室長。現在は一般社団法人「人生100年時代協議会」の代表理事など、複数の職に就いている。
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