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「感動する説明「すぐできる」型」犬塚 壮志

(2020年3月 3日)|本のソムリエ
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【私の評価】★★★★☆(83点)


■著者が予備校講師として
 働きはじめたときは
 「話がつまらなかった」という。


 授業アンケートには
 「意味がわからない」「無駄」
 といった辛辣な言葉がならび、
 恋人にも「話がつまらない」と
 言われるしまつ。


 そこで人気講師の説明の型を
 真似したところ、化学の授業で
 人気講師となったのです。


・すでに成功を上げた人の成功例を紹介することで、聴き手の頭の中に具体的なイメージを描かせる(p110)


■著者が見出した人気講師の型は8つ。


 「メリット」「対比」「因果」
 「カットダウン(スリム化)」
 「破壊(逆張り)」「ニュース」
 「希少性」「欠如アピール」です。


 つまり、ネタのメリットを伝えたり、
 比較したり因果を説明する。
 また、簡単にスリム化して伝える。
 ネタは逆張りしたり、ニュースをからめ、
 希少性を強調し、クイズ形式にしてみる。


 ただ、伝えるのではなく
 ちょっと工夫してひねるのが
 コツなのでしょう。


・聴き手の心を動かす(感動させる)コツは、何といってもギャップを示すこと・・「偏差値24からでも、医学部に受かる方法」(p128)


■人の興味を引くという意味では
 本のタイトルやキャッチフレーズにも
 近いものがあると感じました。


 嘘はまずいので、
 嘘にならない範囲で説明を工夫する
 ということなのでしょう。


 マスコミの印象操作に近いもの
 ですが、角度をつけるというような
 悪質なテクニックではありません。


 犬塚さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・聴き手の潜在的な「お困りごと」「お悩みごと」を顕在化させる・・・「研修を実施する上で、最大の課題は何になると思いますか?(p107)


・「原因と結果」・・・コツは、結果から話すことです・・・先出しの「結果」に、後から話す「原因」が次々につながっていく(p150)


・「これだけ押さえればいいんですよ」と伝えてあげるのです・・・「○○を一言でいうと、・・」と説明に入れてみることです(p169)


・右に振れたら左に振る・・・たとえば、「みんな起業しよう!」という風潮が世の中に蔓延していて、「それはなんか違うな・・」と思ったら、「みんなで会社を盛り上げよう!社畜万歳!!」といった考え方を示すのです(p216)


・「本質」を突く・・・どうやったら世界史って理解できるんですか?・・・「世界史を理解するコツは、その時代の人たちが、どんな環境で、何に対して、どう考えているのかを知ろうとすること。結局、歴史は人の感情で動くものですから(p193)


・メインメッセージとニュースをうまくくっつける(p237)


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犬塚 壮志、PHP研究所

【私の評価】★★★★☆(83点)


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■目次

第1章 なぜ、「話がつまらない」と思われてしまうのか?
第2章 「つまらない」から「感動」へ変える説明の大原則
第3章 誰でもすぐできる「感動する説明」8つの型


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