「友がみな我よりえらく見える日は」上原 隆
2018/09/04公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(62点)
■ホームレス、失明した人、登校拒否、うつ病、
人間関係で退職した人など、
社会の底辺の人たちへのインタビューです。
成功する人にはいろいろあるが、
うまくいかない人には
考え方のパターンがあると
思いました。
それは、その境遇により
自分で落ち込んでしまうこと。
他人のせいにしていることでしょうか。
■もちろん運の悪い人もいるでしょう。
職場に変な上司がいることもあるでしょう。
そうした状況にどう対応するかは
自分が選べるのです。
そういう意味では、
自分の人生には自分で責任を
持ちたいと思いました。
上原さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・路上生活者が生活費を稼ぐ方法はおよそ四種類ある。
ひとつは雑誌を集めること・・二つ目は使い終わった
テレホンカードを集める・・三つ目は「並び」。
プロ野球や相撲のチケットの前売りの行列に
徹夜で並ぶのだ・・四つ目が「看板」といって
サンドイッチマン(p42)
・女は子どもを生めばいやでも母になっていくけど、
男は自分で子育てするわけじゃないから
何ものにもならない。子どものまま(p131)
・給料が13万円を超え、生活保護をカットされた。
すぐに生活費がたりなくなった。
週三日、近所の居酒屋でアルバイトをする・・(p138)
・今も残っている人に、「仕事どう?」とか聞いて、
相手が「やめてーよ、もうやってらんねーよ」って
答えると落ちつくっていうか、
自分と同じだなってわかってホッとするけど、
相手に「オレはメチャメチャ楽しいぜ」なんていわれると、
「君とは友達になれない」って感じになっちゃうよな」(p211)
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【私の評価】★★☆☆☆(62点)
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