【私の評価】★★★☆☆(70点)
■市民ランナーや日本のマラソン選手は、
外国に比べて走りすぎているらしい。
本書では自転車トレーニングも含めて
より短距離のトレーニングで
成果を出す方法を検討しています。
■確かに過ぎたるは
及ばざるがごとし。
適度に休んだほうが
体調がよくなってマラソンの
記録が良くなることもあるのでしょう。
吉岡さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・市民ランナーレベルでは、週64km、
月間走行距離が240~250kmを超えると
故障が増えるという報告があります(p6)
・運動から長く遠ざかっている人、
あるいは太り気味の人は、
いきなり走らず、ウォーキングからの
スタートでも良いのです・・
足を止めずに一定ペースで30分くらい
走れるようになるまでは、
ペースを上げないようにします(p107)
・いま、正しいとされる着地は、前足部からです。
足の母指球と小指球を結ぶラインから
着地します(p145)
・12分間で2500m以上走れる人は
フルマラソンで5時間を切るサブ5、
3000m以上走れる人は4時間を切るサブ4を
達成できる可能性が高いと考えられます(178)
・フルマラソンを走り切ると、カラダには
ダメージが蓄積します。筋肉や関節などが
もと通りの状態に復帰するまでに
1か月ほどかかるのです(p192)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■目次
序章 日本の男子マラソンが弱くなった理由
第1章 パフォーマンスを決める3つの要素
第2章 自転車トレーニングでマラソンは速くなる
第3章 自転車のクロストレーニング法
第4章 持久力・筋力・バネを強化する
第5章 ランニングの原点に返ってタイム短縮
第6章 レースに向けた実践的トレーニング法
終章 日本のマラソン界はどうしたらまた強くなれるのか?