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【書評】「「週刊文春」編集長の仕事術」新谷 学

2018/06/04公開 更新
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「週刊文春」編集長の仕事術


【私の評価】★★★★☆(83点)


要約と感想レビュー


人との付き合い

「文春砲」の週刊文春はどうやってネタを集めているのか知りたくて手にした一冊です。


やはり情報収集は、人との付き合いです。人から人へと人脈を作るため毎晩のように、夜の付き合いが欠かせないらしい。


用がなくても、幅広く、連日連夜、日常的な付き合いをしておくことが大切だ・・マスコミ関係者はもちろん、政界、官界、財界・・何人かの大切なネタ元がいる(p22)

確実に裏取りをする

タブーを報道することは報道対象が失脚、辞任することもあり、掲載には気を使っているのがわかります。


経済的損失が出れば、報道対象からの反撃も予想され、確実に裏取りをする。


人間関係の中で記事がボツになることもありますが、報道することは報道するという冷酷さもあるようです。


私は常に現場に対して「親しき仲にもスキャンダル」と言っている(p120)

週刊文春はインテリジェンス

「JR東日本に革マルが巣くっている」と報じたとき、キヨスクでは週刊文春を10万部以上売っていたのが0になったという。結果的に写真間違えや事実確認が甘く文藝春秋側が全面降伏したという。


週刊文春は一つのインテリジェンス(情報)機関だと思いました。記者が地道にネタを集めて、裏取りしていることが分かりました。


新谷さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言


・基本的に「情報はギブアンドテイク」だ(p26)


・「この人だ」と思った人物と話していて、共通の知人の名前が出たら、その人を入れた3人で会合をする(p31)


・その取り巻きの中でも最重要人物は誰なのかを、しっかり見極めないとダメだ。「誰を通すとすぐ本人に届くのか」「誰からの依頼だと断りづらいのか」(p33)


・石原俊介さんという情報誌の発行人・・あらゆる情報に精通した「黒幕」として知られていた・・口癖は「清く貧しくいやらしく」「ナメてんのか」(p51)


・週刊文春では、山口さんのレポートをより信憑性の高いものにするために・・ベトナムまで裏付け取材に飛ばした・・「韓国軍にベトナム慰安婦がいた!」という大特集を、2015年に出したのだ。その結果、彼はTBSで報道から外されてしまう(p123)


・「この人間と一緒に働きたい」と思う人間については、常日頃から目配せしておくことだ(p143)


・編集長は「いること」に意味がある・・外で約束がないときは、なるべく長く編集長席にいるようにしている・・雑談していると、思わぬアイデアが生まれることもある(p168)


・14年7月には「文春リークス」という情報提供サイトも始めた。これがすごい。1日に平均50件、多いときは100件以上の情報が寄せられる(p242)


▼引用は下記の書籍からです。
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新谷 学
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【私の評価】★★★★☆(83点)


目次


はじめに 私が「仕事術」よりも大切にしていること 003
第一章 全てのビジネスは「人」から始まる
第二章 予定調和はおもしろさの敵である
第三章 難攻不落の相手から「YES」を引き出す
第四章 ヒットを生み続けるチームはこう作る
第五章 リスクを恐れず壁を突破する
第六章 「売れない」時代のマーケティング
おわりに 顔を出さないのに本を出す理由 252


著者経歴


新谷学(しんたに まなぶ)・・・1964年生まれ。東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。89年に文藝春秋に入社し、「Number」「マルコポーロ」編集部、「週刊文春」記者・デスク、月刊「文藝春秋」編集部、ノンフィクション局第一部長などを経て、2012年より「週刊文春」編集長。


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