「影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果」スティーブ・J. マーティン ノア・J. ゴールドスタイン ロバート・B. チャルディーニ
2018/04/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
■ちょっとした工夫が
大きな成果を出すことがあります。
それが心理学に関係することであれば、
コストもあまりかかりません。
ちょっとした一言。
ちょっとした配慮。
ちょっとした準備。
■こんなことで変わるのか!
ということを実験とデータで
示してくれる一冊です。
参考例が多いので、
応用してみたいものです。
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・同じ郵便番号地域に住む人の大多数が納税済みであると伝えると、標準的な文面では67%だった反応率が、79%にまで上昇しました(p13)
・チーム内で協力と助け合いをする雰囲気をつくりたいなら、余分に時間を割いて、チームの面々がもつ共通点に意識を向けさせると良いでしょう(p37)
・紙のリサイクル設備の存在が、紙の使用量の減少ではなく増加を、実際に引き起こしたのです(p58)
・幅のある数値目標には、やりがいと到達可能性の両方を保証するという長所があります(p92)
・商品券は額面はすべて同じである一方、有効期限は二種類ありました。一つは三週間で、もう一つは二カ月・・商品券を利用した人の数は、有効期限が短いものを渡されたグループのほうが、五倍も多かったのです(p103)
・退屈な会議を一変させる四つの工夫・・一つめは、まず各出席者に・・アイデアの提供を呼びかけておく・・二つめは、会議の中心人物がが、常に一番最後に発言する・・三つ目の有益な工夫は、チェックリスト・・座席の配置を円くすると、たいていの場合、参加者の帰属意識が強まります(p119)
・説得は「自分が何をどう話すか」より「相手が何を思うか」(p125)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)