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「富の王国 ロスチャイルド」池内 紀

2016/02/02本のソムリエ メルマガ登録
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富の王国 ロスチャイルド


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


内容と感想

■国際資本であるロスチャイルド家。
 ヨーロッパで銀行、鉄道で
 財をなした一族です。


 この巨大国際資本も、
 もとは数人のロスチャイルド家から
 発展したものなのです。


・一つは、より多くの、より正確な情報を集めること。もう一つは、より早く、より確実に伝達すること(p53)


■資本を減らす人が多い中で、
 時代を先読みして投資する手腕。


 人より早く、
 正確な情報を手に入れることにより、
 適切な投資をしているのです。


 池内さん
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・若手バレリーナ養成の「マルタ・グラハム・ダンス社」は、設立基金と運営費をロスチャイルド財団によっている。「古代インド芸術研究所」も場合も同様・・(p11)


・ロンドン・ロスチャイルドの総帥エヴリン・ロバートとそこをとび出して投資会社を作ったジェイコブの不仲は、イギリス経済界でよく知られている・・「われわれは意見が一致しないという点で、きちんと一致している」(p17)


・1798年、このとき21歳の三男ナータンをイギリスに送った。ロンドンに商会兼銀行を開設・・英語読みになってネイサン・ロスチャイルド。まだ英語がひとことも話せない青年に、親・兄弟がゆだねた資金が2万ポンド(p42)


・手紙はドイツ語だが、ヘブライ語の文字を使って書いた。秘密を保持できる。専用に伝書鳩を飼育していて、至急のときは鳩をとばせた。十九世紀初頭のメイル便というものだった。ワーテルローの戦いでは、いち早くイギリス軍の勝利を知り、直ちにフランを売ってポンドを買った(p47)


・二男から五男まで、教育の仕方は判で捺したように同じである。・・言葉は五か国語を基本にした。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、それに「母なる言葉」であるヘブライ語。(p71)


・教育専門家を雇い、どの子供にも週一度、チューターに作文提出を義務づけていた・・親たちは子の作文を通して性格や気質を判断するだけでなく、社会への目を推量した(p73)


・エジプト王家がエジプトを支配している間、ロスチャイルドはエジプト国債を他の銀行にゆだねていた。どんなに高利でも手を出さなかった。昔ながらの王家がいかに金銭・借財にルーズであるかをよく知っていたからだろう(p90)


・ロスチャイルドとロシアの石油業者は市場の拡大につとめた・・ロスチャイルドはオランダ資本と提携して、オランダ王国の植民地であったインドネシアで採掘を始めた。このとき生まれた会社が「ロイヤル・ダッチ(Royal Dutch)」である。(p91)


・将来の成長を見てとると、競争相手が少ない間に集中して投資し、権利を独占する。(p96)


・三代目の二男ナタニエルは1853年、ボルドー・メドック地区のシャトー・ムートンを手に入れた。・・パリ・ロスチャイルド当主ジェームスは、・・1868年、同じメドック地区のシャトー・ラフィットを買い取った(p106)


富の王国 ロスチャイルド
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池内 紀
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)



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目次

第1章 ロスチャイルドと現代
第2章 富の始まり
第3章 富の拡充
第4章 富の使い方
第5章 富の行方
第6章 「ロスチャイルド」という課題

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