「表の体育 裏の体育―日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法」甲野 善紀

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表の体育 裏の体育―日本の近代化と古の伝承の間に生まれた身体観・鍛練法 (PHP文庫)

【私の評価】★★☆☆☆(66点)


■日本古来の健康法は、
 丹田を鍛えることにあるという。


 いわゆる体幹を
 鍛えるのですね。
 

■病気への対処法も、
 西洋の

 「悪いところは切る」
 「熱が上がったら下げる」
 「咳がでたら止める」

 といった対処療法とは違うのです。


 身体の免疫力を総合的に強くして、
 病気に勝つように導くのです。

 
■日本の良さを再検証したくなる
 一冊でした。


 甲野さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・丹田とはなんなのか、・・
 上丹田(眉間)、中丹田(胸の中央)、下丹田と三か所あるが、
 普通、丹田または"気海丹田"というのは、下丹田をさす・・
 だいたい臍の下五~七センチ位下がったところである(p46)


・才能のある人間は、無味乾燥な反復稽古のなかからも
 何かを発見し、そのため感性が擦り切れないで
 すんだのであろう(p70)


・江戸期以前の日本人は歩く際手を振る者はほとんどおらず、
 普通はみな、職業身分によって手の位置は習慣化された
 ところに置いており、たとえば武士は袖口や腰の刀、
 商家の手代は前かけの下などであった(p100)


・"玄米、菜食"は、春充にとって
 正中心鍛錬とならぶ心身修養鍛錬の
 二本の柱であり、この主張は晩年に
 いたるまで変わらなかった(p150)


・人が病気になるのは、凡て自然の道に反いたからである。
 故に病気になったならば、安静を厳守して、
 休養をあたえ、精力を蓄積して、治癒能力の活動を
 旺んにする・・(p219)


・口は栄養摂取と同時にその栄養を身につけて心身を育てる
 最も重要な運動刺激(物理的栄養)を産みだす・・
 歯の咬み合わせのわずかなズレが、
 さまざまな慢性病の大きな原因のひとつになっている(p260)


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


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■目次

第1章 裏の体育―その構造と特色
第2章 表と裏をつなぐものはあるのか―その接点としての武術
第3章 表と裏を結んだものはなかったかのか―その解答としての個人的作品
第4章 本書が提起する諸問題―いま我々に何ができるのか



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