「日本人と中国人ここが大違い」中嶋 嶺雄
2015/06/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
■1986年に出版された本の
改訂版です。
日本人と中国人がちがうのは
だれでも知っていること。
ただ、知っていても、
現実に対応を変えるのは
たいへんですね。
■できるだけ、こうした本で違いを学んで、
現実に対応したいものです。
中国人にとってお金がすべて、
というのはすごいですね。
中嶋さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「請客」といって相手から招かれたならば、かならず招きかえすこと(p65)
・中国人に声をかけられても、三回声をかけられるまでは、そう簡単に相手の招きに応じてはならないのです(p66)
・中国人の価値観からすれば、人前で遅刻しないように走るなんてことは、まず第一に「恥」であり、面子がつぶれる・・(p75)
・人の令嬢や人の奥さんを、「お美しいですね」などといってほめることを中国人は絶対にしない・・(p123)
・法感覚、法意識がそもそも大きく違うのですから、日本の法感覚に照らして、中国人を断罪し、あるいは中国側の契約違反を責めてみても、ほとんど意味がないといえましょう(p144)
・「駐車禁止」と書いてあるのは、むしろ駐車してよいというほとのことなのです。どうしても禁止しなければいけないときには、「違者罰款」(違反した者は罰金を科す)と書かれています(p154)
・中国人は、そのときは笑顔で妥協しても、そこに残されていた問題を、やがて重大問題として厳しく提起することがしばしばであり、・・(p165)
・中国時にとってはある意味ではお金がすべてであり、お金をもうけることにかけてはどんな努力でもするのですが、それはあくまでヨコ社会的なネットワークのなかで流通機構を通じて実現されるのです(p206)
・中国側にしてみれば、他人から借金しても日本からは借りたくない、成りあがり者の弟などからは借りたくないという気持ちがあることを、私たち日本人は忘れてはならないのです(p245)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★☆☆☆(66点)
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目次
プロローグ 誤解と摩擦
第1章 「男性美」と「女性美」の違い
第2章 生き方、つきあい方、時間感覚の違い
第3章 「酒」と「食」と「性」の違い
第4章 死生観と法感覚の違い
第5章 「士」と「文」の違い
第6章 「タテ社会」と「ヨコ社会」の違い
第7章 産業民族と商業民族の違い
第8章 「和魂洋才」と「中体西用」の違い
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