「残酷な20年後の世界を見据えて働くということ」岩崎 日出俊

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残酷な20年後の世界を見据えて働くということ

【私の評価】★★★☆☆(79点)


■日本興業銀行、米国投資銀行を経て
 61歳となった著者が教える
 未来を見据える力です。


 銀行とは企業の未来に
 お金を貸すところ。


 したがって、
 未来を見通す力がないと
 お金を失います。


 著者には、日本の未来は
 どのように見えるのでしょうか。


・銀行の審査部は、企業にお金を貸していいかどうかを
 判断する職場・・自分の勤務先の興銀を審査した場合、
 その将来は暗澹としたものに見えてきた(p26)


■人口ピラミッドを見れば、
 日本の未来はある程度見えてきます。


 人が減るわけですから、
 需要は減るし、働き手も減る。


 そして、成長する産業があれば、
 衰退する産業もある。


 その中で日本人は生きていかなくては
 ならないのです。


人口の減少がもたらす影響は衝撃的だ。・・・
 人が住むはずの家が空き家になってしまう・・・
 現在日本の住宅戸数は6063万戸。このうちすでに
 14%に上る820万戸が空き家である(p31)


■著者の結論は、
 自分の価値を高めておくこと


 お金を稼ぐ能力があれば、
 どこでも生きていけるのです。


 岩崎さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・無人レジ(セルフレジ)は年々増加しており・・・
 これから先「スーパーやコンビニでのバイト」といった
 職種自体がなくなってしまうかもしれない(p92)


・デトロイト市より一足早く破綻したカリフォルニア州
 ストックトン市では、2009年以降、今日までに、
 公務員の40%以上、消防隊員の30%、
 それに警察官の25%を削減
した(p97)


・私は安易に転職することを勧めない・・・
 誰もが人間関係に苦労し、上司の
 理不尽な要求に耐えて仕事をしている(p108)


自分の能力、市場価値をつねに高めるように努める。
 そうすれば、たとえどんなことがあっても
 大きな失敗にはならない。(p119)


・家に帰れるのはだいたい深夜1時か2時。
 このとき「あーそうだ、あの件をもう一度
 サンフランシスコの奴と話しておこう」・・
 実は、ここが勝負の分かれ目だ(p189)


・結局のところ、大企業にいようと起業家だろうと、
 成功する人は1 努力する人、2 諦めない人
 3 人に好かれる、といった人
だ(p234)


残酷な20年後の世界を見据えて働くということ
岩崎 日出俊
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【私の評価】★★★☆☆(79点)


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読んでいただきありがとうございました!


■目次

第1章 今から20年後の世界人口は87億人。一方でシビアな状況を迎える日本
第2章 勃興する成長産業に目をつけろ
第3章 パイ(売上高と営業利益)が大きくなる企業の見抜き方
第4章 なくなる職種、絶対なくならない職種、新たに求められる職種
第5章 狩猟的職業選択のススメ、定住的職業選択のリスク ~公務員はいなくなる!?
第6章 バイリンガル的な語学力は必須 そのうえで差がつくスキルとは
第7章 未来情報を織り込むマーケットと向き合い、胆力と察知力を身につける方法
第8章 年収1000万円超になっても、「激務」だけが残る働き方を目指すべきではない
第9章 「働きがい」を因数分解しながら、さらなる成長を目指せ
第10章 苛烈な資本主義(≒レッドオーシャン)に
   取り込まれない働き方が起業であるという逆説


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