「仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン」三上 ナナエ
2014/08/17公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
元スチュワーデスによる「気遣い」のコツです。著者が新人の頃、先輩から叱られながら学んだのは、『「気遣い」はちょっとしたこと』ということ。ちょっとした差が、大きな差になるのです。
・絶大な人気があったYさんは、いつも「どうした~?なんか今日は元気なく見えるけど」と躊躇なく、まめに声をかけてくれる人(p38)
とにかく声をかける。気付いたことを伝える。苦手な人ほど話しかける。その積み重ねがコミュニケーションを促進させるのです。話すのが苦手なら、お土産を話すきっかけにしてもよい。
・「お菓子配り」とは「心配り」をすること(p166)
最後は、合わない人は合わない。それはしょうがない、と悟ったとき、心が楽になったとのこと。まじめな人は、それに気付くのに時間がかかるんだよなあ~と共感しました。
三上さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「早めに声をかける」と「早めの判断」ができる(p37)
・苦手だと感じる人であればあるほど、意識して話しかけるほうがいい(p41)
・「おせっかいかもしれないけど、最近ちょっと元気がないように見えるよ。何かあった?」・・本音を隠さないことが真の思いやり(p142)
・共感とは、肯定も否定もせず「ただ相手の気持ちを受け取ること」・・・ストレスを感じていらっしゃるんですね(p84)
・「価値観は人それぞれだから、すべての人に 好かれたいというのはあきらめよう」「どんなに頑張っても相性が合わなくて 嫌われてしまうことも、ときにはある」・・・こんな風に思うようにしてみました(p42)
・「何気ない会話を覚えている」というのも気遣いの達人が為す技です(p71)
・視野を広くして「連絡漏れはないか」「万が一を考え、伝えておいたほうがいいことはないか」と一呼吸おいて、考える癖をつけるようにしています(p48)
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【私の評価】★★★★☆(88点)
目次
第1章 「小さな気遣い」で仕事も人間関係もうまく回り出す
第2章 まずは身につけたい「会話」の気遣い
第3章 相手の印象に強く残る「見た目」「声」の気遣い
第4章 絶妙なさじ加減で、気遣いができるようになる方法
第5章 一歩先の気遣いで「誰からも好かれる人」になる
著者経歴
三上 ナナエ・・・大学卒業後、ANA(全日本空輸株式会社)に客室乗務員(CA)として入社。その後、チーフパーサー、グループリーダー、OJTインストラクターを経験。フライト数は、のべ4,500回にも及ぶ。ANAを退社後は、イメージコンサルタント。「JCCA日本カラーコミュニケーション協会認定コンサルタント」「セブンシーズン認定カラーリスト」「日本パーソナルカラー協会上級資格」などの資格を持つ。現在、セミナー講師として活動中。
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