「TEDスピーカーに学ぶ「伝える力」 魂を揺さぶるプレゼンテーション」BLACK
2014/08/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■大学一年生のとき、
ヨーヨー世界大会で優勝。
その後、
シルク・ドゥ・ソレイユの
オーディションに合格し、
世界を飛び回るヨーヨープロパフォーマー。
こうした経歴を見ると、
素晴らしい人生を歩んできたようですが、
実は、相当悩んでいたようです。
・採点競技においては、「審査員から
より高い加点を得た選手が勝つ」のです・・・
難易度が高く『見える』技を構成に取り入れよう(p48)
■なぜなら、ヨーヨーで食べていけるとは
だれも思わないからです。
一度は就職したものの、
「やはりヨーヨーがやりたい!」
という気持ちを抑えることはできませんでした。
そして、最後には、
VIPが100万円を払って参加する
TEDスピーカーに選ばれたのです。
・TEDに聴衆として参加するには、
参加費として約100万円が必要です。
年会費が約75万円と、
当日5日間の入場料約25万円です(p18)
■ヨーヨーもそうですが、
スピーチも練習だとわかりました。
ただ、念入りに準備をする。
簡単に聞こえますが、
それが大事なのですね。
BLACKさん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・TEDという空間は、
「一年で唯一、自分と志を同じくする
仲間に会える同窓会」であり、
TEDトークという最高の
「世の中を良くするためのヒント」
を聞いた上で、そのヒントを基に、
具体的にどう世の中を良くするかを
仲間と議論出来る(p22)
・その場でどう振る舞うかということを考えるより前に、
「自分は何を伝えたいのか」について
熟考することの方が、はるかに重要です(p52)
・あのジョブズ氏は、
5分間のプレゼンテーションのために
何十時間をリハーサルに費やした(p100)
・声の高低や声質の基準を定めておく(p109)
・緊張を消し去る方法・・・
ひたすらリハーサルを繰り返す以外に
方法はありません(p124)
・TEDでのプレゼンテーションに向けては、
外国人の友人にスピーチ原稿を音読してもらい、
それを録音した物を移動中などに
何百回と聞き込みました(p125)
・司会者の方からの紹介について、
入念に打ち合わせをしておく(p143)
KADOKAWA/角川学芸出版
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■目次
第1章 TEDの正体―TEDとは、講演会"ではない"
第2章 伝わるプレゼン:目的編―詐欺師になるな
第3章 伝わるプレゼン:内容編―聞き手の立場に立って分かりやすく
第4章 伝わるプレゼン:リハーサル編―練習は凡人をカリスマに変える
第5章 伝わるプレゼン:本番編―あとは波に乗るだけ
第6章 TEDスピーカーになるには―心の底に住む本当の自分と向き合う
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